**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   290号 2014.4/25

御無沙汰しています。

◎都市は地球破壊システム

 メソポタミアに始まるすべての都市文明は、環境を死滅させて(大地を砂漠化させて)自らも消滅しています。大陸の三分の1が砂漠ですが、8〜9割方は都市分明の介入によるものと言われています。

 都市が環境を破壊するのは単純な道理です。一点に多数の人が集まると、その周辺から大量の生活物質を調達します。
 物資を移動させるにはコストが発生しますから、ここに経済原理が働いて出来るだけ近くから物資を調達し、出来るだけ近くで食糧の生産(農耕)を行います。
 このことによって、都市周辺の土地は回復不可能なところまで使い尽くされます。その結果が砂漠です。これを回避した都市文明はありません。

 都市文明の消滅プロセスは研究し尽くされています。都市文明の寿命は、長くて40〜60世代(千年〜千五百年)ということも知られています。インダス分明などは20世代(五百年)で終わっています。
 それにもかかわらず、今の私たちも都市文明を作っています。どう理解したらよいのでしょう。現在は70億人の人口ですから、世界中に百万人都市があります。やがて世界中で砂漠化が始まることになります。すでにアメリカや中国では砂漠化が始まっています。

 視点を変えますが、私たちが地球を訪れた目的に一つは、地球世界を知るためです。何事であれ、この目的を含まない人間の行動はありません。
 このことから言えば、都市という人工的空間(地球世界を遮断した空間)に暮らすのは本来的ではありません。単に遮断するだけならまだしも、地球破壊に加担する暮らし方は非道です。

 都市は地球の生命原理に不適合ですから、都市社会を支えている哲学、倫理、思想、方法論(政治、経済、法律、教育・・・)は、地球視点に立てば総べてまやかしです。都市体制(頭の世界=幽界)を維持するためのルールにすぎません。これに身を委ねていると意識は退化します。

 シベリアの超人「アナスタシア」は次ぎのように言っています。「ひとり一人が間違った道を選んでいる。自分の生き方が存在するものの自然の法則に一致しない人々は試練を受ける。試練ははじめは最も普通の、わかりやすい明白な形でやってくる。良きシグナルのようなものだ。これを理解できない人々はさらに悲惨なことを体験し、そのあと一万年経って健康な身体で再び生まれるために、この人生を離れなければならなくなる」

 女性ゆえに表現がやさしいですが、『日月神示』などは、「意識に応じた生命体になる。動物、植物、鉱物に逆戻りするものもある」と伝えています。量子力学から考えても「意識に等しい現象(現実)」というのが真実でしょう。

◎「都市は徒死する」というイメージ

 都市の期限を極限で考えてみますと、左脳が優位に立ったとき都市誕生の条件が一気に整うことが解ります。
 簡単に説明しますと、左脳の直線的な未来を予測する能力(種を播けば、やがて芽を出し実りをもたらすとう想像力)が農耕を可能なします。農耕は人手を必要としますから多産になり、社会人口が増えます。

 また、左脳は集団の中では、自己(存在)主張をします。これが専門性(特技)を開きます。専門性を訴える人が生まれると、もう一方に専門性を管理する人が現れます。
 これは相互補完の原理(バランスの原理)によってです。三次元はこの原理に貫かれています。マクロの世界ではプラス電子とマイナス電子は同時発生します(対生成)。
 専門者と管理者が固定化し、分業体制が敷かれるようになったとき都市が誕生します。

 このことは何らかのの原因で右脳が優位になると、都市は短期間に瓦解することになります。
 右脳化によって多くの人が専門性に興味を失えば、対極にいる管理者もまたそのことに関心がなくなります。相互補完の原理が働くからです。分業体制の崩壊です。
 また、都市を構成している左脳システムは、左脳が働いている時は便利ですが、右脳化すると不便きわまりないシステムになります。記憶データよりも今の状況を優先して判断するようになると、約束事で成り立っている都市機能はストップします。

 ある人が「都市はトシスル」とというメッセージを貰ったと言っていましたが、『日月神示』にも「都市は不便になり、人が消える」とあり、都市が崩壊する原因は必ずしも物理的なことだけではなさそうです。意識の変化で都市機能が停止するというのが、都市の終わらせ方としては綺麗です。

 生物学の話しですが、地球のすべての生命は、それぞれの種にとっての最適規模の集団を作って、同種のいない場所を選んで暮らすように作られています。
 同種のいない場所に移動するのは、食糧不足になることを避けるためです。同じ場所にいる異種とは「棲み分け」によって衝突を避けます。
 これらのことによって、地球は隅々まで活用でき、地球の望み(方向性)である生物多様性を実現しています。一種類からスタートした生命は、38億年の間に百数十万種にも拡大しています。

 このことから言えば、一ケ所に集まり(都市を作り)、奪い合い(競争)によって暮らす私たちは、生物種としては壊れています。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  290号 2014. 4/25