**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   287号 2013.4/25

 皆様大変御無沙汰しております。
いろいろ原稿は書き溜めているのですが、なかなか発信に至りません。
 そういう中での雑稿の一つですが、「地球を旅する技術」を紹介します。これは「私たち人間は本来様々な感性が体験できる立場にあった」という視点からの話しです。

1 肉体を維持することは考えなくてよい

 私たちが地球を体験する前提条件として、肉体の維持については何もしなくても存続できるように設定したようです。稀ですが、不食や不眠で生きている人がいます。これがそのことの証明です。
 私たちは同じ条件なら誰が行っても同じ結果にならないと真実とは認めないという認識方法を教えられましたが、この認識方法は疑ってみるべきです。この方法に従うなら、99パーセントの人が間違っている場合では、間違いが真実という結論になり、そこから脱出する方法がなくなります。
 科学的な認識方法は、多数意識の理解(多数が信じている法則)を抽出しているだけのことです。

 人間の身体に食べる機能が備わっているのは、他の地球生命を知るための機関としてです。腸は人体最初の脳とも言われています(腸の構造は脳の作りと同じです)。食べる行為は、植物などの生命を知る為に腸と言っている脳を通過させているだけのことです。
 腸から栄養分を摂取するのは、消化のためのエネルギーを直接吸収していると考えるべきものです。

 腸が栄養吸収を一義的な目的にしていないことは、病気などで体力が低下したとき食欲がなくなり、食べなくなってしまうことからも推測できます。栄養の吸収器官ならそういう時こそ食欲が湧いて来て、普通以上に食べる筈なのです。病気になったら安静にして寝ていた方が直りが早いということは、本来人間は食べることで肉体を維持している訳ではないということになります。

 今日の私たちが食べないと生きられなくなったのは、現人類5万年の歴史の中で少しずつ主客が転倒してきて、食べるから生きられるという認識(理解、信仰)になったからでしょう。認識通りのことを三次元に映し出してくれるのが宇宙(量子)の法則です。
 その結果、食料を調達する必要から農耕を始めたわけですが、これは現人類の最大の失態です。農耕文明の跡地は皆砂漠になっています。全大陸の3分の1を不毛の地にしてしまいました。

 観光に行って、その地を荒らすことは許されないように、地球にやって来て地球を荒らすこともやはり許されないことです。
 アマゾンの先住民が「森を農業と交換するつもりはない」と語っていましたが、それがまともな見解でしょう。農耕を行わなければ、牧畜を行わなければ生きていけないというなら、地球で生きていくべきではないと思います。すべてを壊さないうちに新しい人類に地球を譲るべきでしょう。

2 私たちは地球で何をすべきであったのか

 私たちが知らない場所を訪ねていく目的は、その場所を知るためです。地球に来た目的も全く同じです。地球という惑星と、そこにいる生命を知るためです。
 そして余力があるなら、地球環境における人間の可能性を表現してみることです。表現の条件は「人もよし、地球もよし、他の生命もよし」でなければなりません。

3 目的と責任を果たすための暮らし方

 「知る」ことについては、地球に同化する必要があり、先住民のように自然豊かな場所で地に足をつけて暮らすことです。これだけで充分です。知るとは、全器官を使って感じ取ることですから・・・。左脳で解析することではありません。

 「表現」については、人が集まると実現しやすい面がありますから、必要に応じて集れる空間を工夫して作ることでしょう。必ずしも地上でなくても良いと思います。そこは有期で行く場所と考え、恒常的に住むべきではありません。人口空間に生まれ育つと、地球や他の生命を知ることが出来なくなり、人間の可能性を試すことも出来なくなります。今のように「地球もよし、他の生命もよし」の部分が見えなくなり、人間をも破滅させるようなことを善意という認識で行うようになります。こうなってしまうと止める方法もありません。

4 暮らし方を修正するために

 暮らし方の変更は難しいことですが、せめて定年後は森の中に家を造り、自然を感じながら静かに暮らすことをお勧めします。地球に来た目的を少しは果たせるかもしれません。

 可能なら、現役時代から森と都市の両方に住居を持つ、二住居の生活をすることでしょう。二つの空間に暮らすと考え方がかなり変化します。
 しかし、単独で二住居の生活に入るのは経済的にも大変ですから、森の住居は会社の仲間とか親族とかの数家族で、共同の別宅(共同の実家)として造ればよいでしょう。そして子供を自然の中で育てることにすれば、子供にとってはそこが本宅になります。現役の大人は当面通いにし、定年後に本格移住をしたら良いでしょう。20〜30年で価値観が変えられもす。しかし、地球が20〜30年待ってくれるかどうかの保障はありません。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  287号 2013. 4/25