**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   276号 2011.9/25

 前号で、地球環境を破壊しないために、農耕に変わる食糧の調達方法を考える必要があるという所まで話が進みました。
 これは、意識を進化させるためにも必要なことです。自分の生存空間を破壊してしまうような方法(方法は思考であり意識振動数です)を是としている限り、意識の進化は望めません。
 さらに意識を進化させるためには、永遠性をもった方法(永遠性を実現する思考の方がレベルが高い)を考え出すことが求められます。これは食糧の調達方法に限ったことではなく、家族の在り方、社会の在り方、産業の在り方・・・・すべてに求められます。
 物質世界における永遠性は「循環」の中にあります。樹幹システムを構築することで永遠性を実現したということができます。

 話が広がらない内に元に戻しますが、永遠性を持った食の調達方法を考えるに当って、私たちは何を食べるべきなのか、そもそも何んのために食べるのかを確認しておく必要があります。

○食の目的は何か

 常識的にいえば、食の目的はエネルギーの摂取ということになりますが、世間には不食で生きている人がいますからエネルギーの摂取は根本的なものではないのでしょう。
 『日月神示』には、「今の半分で足りる」とか、「食べなくても死にはせん」とあります。不食でも生きられると言っています。
 エネルギー摂取以外の目的を考えてみますと以下のようなものが出てきます。

(1)肉体の振動数を地球の振動数に同調させるため

 私たちは自我意識(基点を自分に置いた意識)を持っているために、肉体の振動数が地球の振動数からズレて行きます。そうなると体調が崩れ病気に発展します。
 それを治すには、肉体の振動数を地球の振動数に戻せばよいのですが、自我意識を持つものが意識的に行うのは難しいです。
 それを物質的に行うのが食事だということができます。地球と同じ振動数を持っているものを体内に入れれば、肉体は自動的に地球の振動数に近寄ります。

 地球と同じ振動数を持っているものは自然のもの(人の手が入っていない植物、野草や木の葉など)です。柿の葉、クマ笹、スギナ・・・などをお茶にして飲む健康法を耳にしたことがあると思います。
 中国では、古来より「薬食同源」という考え方があり、食材は空腹感を満たすだけではなく、健康を考えて選ばれるといいます(邱永漢『食は広州にあり』)。

 ゲンダイの私たちが、様々な病気をかかえることになったのは、食材に問題があるからだといえます。私たちが食糧としているものはあまりにも不自然な植物ばかりで、自然の中では絶対に育つことのないものです。コメやムギにしても自然からは遠いものです。一年草でありながら種が熟して落下しないというのは奇形種です。不自然なものを食べているから病気になるのだといえます。
 ロバート・マッカリソンという英国の医師が、人間の寿命と食の関係を調べるために、ネズミを使って食の実験をしたのですが、それぞれのネズミは、その食材を食べている人と同じ病気になった(解剖による解析)と報告しています。彼の実験によれば、食材が病気の原因ということになります。
 有食の方向を選ぶなら、自然のものを摂らないと意味がないといえます。

(2)体内微生物を養うため

 体内微生物(広くいえば寄生虫から酵素、バクテリアの範囲)が、食物の消化、ビタミンの合成、免疫などに関係していることが知られるようになりましたが、最近は人間の精神にも関係していると言われるようになりました。
 一般に、多様な体内微生物がいる人ほど許容性や寛容性があるようです。ウツ病など精神性の患者の体内微生物を調査した人が、そういう人の体内微生物の構成は単純で数が少ないと言っていました。

 単純な言い方をすれば、体内微生物はたくさんの種類が宿っているほど良いといえます。免疫などは、体内微生物が自分の生活空間(私たちの肉体)を守るためにの働きですから、多様な微生物がいれば免疫の幅が広がることになります。
 細菌、バクテリア・・・といえば、悪い働きの方にも目を向けてしまい除菌に走るわけですが、それは有用な微生物を除去することにもなります。要はバランスです。
 先のロバート・マッカリソンは、「病気の原因は、病原菌の存在自体ではなく、病原菌に有利な環境を与える間違った食事にある」と言っています。不自然な食べ物を摂ると不自然な微生物が増殖するということです。
 『日月神示』は、「食べないで死ぬことないぞ。食べるから死ぬのぢゃぞ」と言っています。不自然なものを食べるくらいなら、いっそ食べない方が良いということになります。

(3)生命の進化に貢献するため

 食物連鎖は、単に肉体を維持するシステムではなく物質や精神の進化システムにもなっています。これは煩雑な話であり、農耕に変わる食糧の調達方法には直接関係しないことなので、この項の説明は今回は割愛させていただきます。以前、「仁慶メモ」では概略を説明しておきました。

(4)魂の進化のため

 生命は意識振動数(周波数)で進化レベルを知ることができるわけですが、振動数は「波形」と一体になっています。音楽でいうと振動数は音程であり、波形は音色となります。
 生命の進化には、意識振動数を上昇させていくことと波形を豊かにしていくことにあるといえます。
 私たちが地球を選んだ目的は地球(地球の生命)を知るためですから、食べることは目的を達成するための方法といえます。食べることでその生命の個性(波形)が吸収できます。

 たくさんの波形を持っているほど豊かであり、多くのことに共鳴できることになります。それは許容性、寛容性が大きいということであり、人間としての厚みが増したということになり進化したと言えます。

 この面からも、食は多種類がよいことになります。ただし、動物食は食べない方が良いといわれています。その一つの理由は、動物は殺されるとき恐怖感(波形)を固定するので、動物の肉を食べると恐怖感が強くなるようです。
 又、海外からの輸入品も避けた方がよいようです。地球のプレートが異なると育った生物の波形が大きく違い、吸収すると学びというより混乱の方が大きくなるといわれています。これは思考面で起こります。

 食の目的を詰めていくと、何を食べたらよいのかということも自動的に解ってきます。結論を言えば、「自然のものを多くの種類食べるのが良い」ということになります。そのための食糧の調達方法は次回の話にさせて下さい。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  276号 2011. 9/25