**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   275号 2011.9/5

 前号の続きです。これから私たちが降りて行く位置、意識(概念、価値観)の変換が可能になる位置を考えてみます。強制的に投げ込まれる位置と考えてもよいです。
 このことを考える場合、遠回りのようですが私たちの生存環境が今どのような状況にあるのか、どうしてそのようになったのかを理解しておくことが早道のように思いますからそこから入ります。

○農業が地球を破壊している

 1万年ほど前までは、日本でいえば縄文時代の頃ですが、陸地は高山や極地を除き樹木でおおわれていました。日本列島は98%ぐらいが森林であった(今68%)と考えられています。この頃の地球は、今より酸素濃度が高かったと思われます(現在大気中の酸素量は2割ですが、3割を越えている時代がありました。生命にとっては一般に酸素量が多いほど都合がよいようです)。

 しかし、人類が農耕を知ってからは、農地を作るために森林を伐採しつづけ、今森林といえるエリアは陸地の30%になっています。森林を失った70%のエリアの内、半分は農地で残り半分は砂漠です。その砂漠の中から次々と農業の痕跡が発見されていますから、大半の砂漠は元々は農地であったと考えられます。
 砂漠が多いエリアは、緯度でいうと20度〜40度(本州の北端あたり)の範囲です。このエリアは気候的にも暮らしやすく、照葉樹林地帯ですからクリ、クルミ、ドングリなどの木の実も多く、人類には最適地であったでしょう。その結果、環境容量を越えた人口になってしまい、農耕をさかんに行ったのだと思われます。その結果、土地を疲弊させてしまい何も育たない砂漠になってしまったのでしょう。

 農業の問題は、まず陸地の秩序を作っている樹木を伐採することにあるわけですが、いろいろ調べてみると、表土を流さないために土地を水平にすることも、作物に潅水するために水を移動させることも、地球に大きな負荷を与えているようです。
 農業にとって不可欠の要素が、ことごとく環境破壊につながっているとするなら、私たちは農業、つまり食をどう考えたらよいのかということになります(私は、定住採集という方向に進むしかないと思っているのですがそのことは次号で詳しく説明します)。

 残っている30%の森林の大半は、インドネシアやアマゾンの熱帯雨林です。しかし、その辺りの森林も現在ダイズ畑やヤシ畑を作るために伐採されています。その伐採面積は、毎年北海道ぐらいの面積になります。
 チャネリング情報では、熱帯雨林は人類最後の砦だと伝えています。これを失うと酸素濃度が下がり、気象は益々激化し(樹木の意識が気候を穏にしている)、人類は地球に住めなくなるらしいです。
 ジュセリーノの予知では、アマゾンの砂漠化は2012年から始まると言っています。

 砂漠は、すべての樹木を失ってから始まるというものではありません。元々の降雨量にもよりますが、雨の少ない所だと森林に数平方キロの穴を開けただけで気象に変化が起こり、益々雨が少なくなります。そして、穴の開いた周辺に木に影響が出て次第に疎林という状態になり、草原化します。アフリカのサバンナはそういう状態ですし、カリフォルニアもそのようになっています。

 草原はやがて砂漠化へと向かい、その拡大速度は年数キロメートルの速さです。今も、サハラ砂漠の周辺の北京周辺で大問題となっていますが、アマゾンの砂漠化についてはブラジルの問題ではなく人類の問題となるということです。

○農耕は左脳の産物

 寒冷化によって自然の恵が減少したとき、それを補う方法として左脳が考えだしたのが農耕です。植物の中から価値の高いもの(コメ、ムギ、野菜など)を選び出し、専用のスペースでそれのみを育てるという思想のものです(右脳は、絵画を見るときのように全体を全体のままに受け止めますから、部分を選び出すという手法は発見できません)。
 その農耕の基本手法である目的物以外(樹木、雑草、害虫など)は除去するということが、環境破壊の大きな要因となっています。

 『日月地神示』に、次のようなことがくり返し記されています。「草木壊してはならない。虫けら一匹殺すでない。人民生きるための大事な友でありますのじゃ。殺すと人民殺すことになりますのじゃ・・・」
 「草木虫けら獣みな生かせよ・・・。友殺すなよ。みないなくなるぞ。人民いよいよ半分となるぞ。自ずとなるのじゃ。獣草木虫けら居なくなれば、そなたらもいなくなる道理・・・」

 聞いたことのない論理ですが、言っていることは草木、虫けら、獣、人間は一定比率で存在しており、何かが減少すれば人間も減少せざるを得ない仕組になっているということです。しかも、すでに手おくれで半分の人民はアウトだと。
 近年、人体が寄生虫や腸内細菌などと一体で成り立っている(食物の消化や免疫力はそういうものの働きによる)ことが知られるようになりましたが、それと同じような関係が外の生物ともあるのかもしれません。もしそうなら、農耕という手法は問題があるといえます。

 又、「目的物を得るために他は抹殺する」という考え方は、次元の低い思考であって、その意識は作物にも転写されます。そういう作物を食べていると肉体の振動数が下がり、そういう肉体に宿る魂は退化せざるを得なくなります。
 神道の藤原和光さんが、「日本人の中でスメラの魂(振動数の高い魂)を持つ人が3割少々になってしまったのは、長い歴史の中で戦を行い、人を陥れ、人を裏切り・・・をくり返している内に血を汚してしまい(低い振動数の肉体にしてしまい)スメラの魂が宿れなくなったためです」と言っていました。
 私たちは食生活の面でも肉体の振動数を下げるようなことをしているのだと思います。

 地球を壊さないためにも、私たち自身を守るためにも、農耕(左脳思考)によらない食の調達方法を考えなければならない切羽詰った状況にあるといえます。農耕は緊急時のカンフル剤と考えるべきでしょう。定住生活を望むなら地球の「生物多様性」(一定空間によりたくさんの生命が存在する方向)を崩さない食の調達方法が求められるといえます。

 テーマが大きすぎて1回のメルマガではとてもまとめられません。続きは次回とさせて下さい。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  275号 2011. 9/5