**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   263号 2010.12/5

 国際金融が大変不透明です。金融商品の買われ方もセオリーを外れています。ヨーロッパの小国は、軒並み国家財政が行き詰まっており、国家コントロールも出来なくなっています。大国に波及して行く前触れのようにも思えます。

 バシャール(坂本政道『分裂する未来』)が、「・・・・2010年から2011年にかけてアメリカの国債金利がどんどん上がっていって、ついに債務不履行に陥る。その影響が世界に波及し、日本政府やヨーロッパ諸国政府もデフォルトになる。これは2012年までに起こる。その後各国の貨幣価値が失われることで、スーパーインフレが起こる・・・・」と言ってます。
 少しでもポジティブな世界を通過できるようにと考えて発言しているバシャールが、ネガティブな情報を発信することは珍しいことなので注目しています。

 ハイパーインフレと言えば、最近はジンバブエの例がよく取り上げられますが、私が見た映像では子供が紙幣を紙吹雪にして遊んでいました。お金が全く用を成さなくなった世界の風景です。しかし、自給自足的な社会でのハイパーインフレですから、参考にはなりません。日本のようなお金でしか生活できない国でしたら、子供は死亡しています。
 お金の依存度の高い今の自由主義社会にハイパーインフレが発生したら、人々はどのようにして生き延びるのでしょう。混乱期の生き方は想像も出来ないのですが、生き残った人達はそれまでにない新しい秩序を作り出して行くと思います。現物を持っていない人々は、事が納まるまでじっとしていることもできないですから。

1. 新しい社会が生まれる

 欧米の人達は、個と個の約束(契約)による新しい取引き社会を作るでしょう。90年代に始まった地域内交換取引制度のような仕組みを作ると思います。
 ネット解析の「ウェブ・ボット」は、「アメリカ国内では貨幣に代わりバーター取引(物々交換)が一気に拡大する。その規模はあまりに大きく、政府はコントロールすることができなくなる」と予測しています。

 旧大陸のアジア人は、集団を構成し「集合体」(巨大な家族)として生活するでしょう。アジア人には、個が集まると共通意識を形成して、そちらに意識シフトしていく能力があると言われています。家族意識で暮らしている中では、モノやサービスのやり取りにお金は必要ありません。
 集合体社会は、個と個の約束で作る社会より優れています。集合体が構成できる意識というのは個意識より大きな意識であり、調和度、平和度の高い社会になります。
 物質的な面で見ても、個の結びつきで作る社会には個の能力以上のものは生まれないわけですが、集合体の中では人と人の合力が使えますから個では作り出せないものが生み出せます。

2.日本人の取るべき道

 問題は私たち日本人の取る方法ですが、実のところ形が見えません。日本人には、欧米人のような約束(契約)社会は作れないというのが常識的な考え方です。私たちは元々「個」の認識のない民族であって、いまだに権利と義務を対で考える自立した個は確立されていません。
 近代に入って、西洋思想の影響でにわか仕込みで作り上げた「個」は、権利のみを考える個であってエゴイズムに近いものです(「自由民権運動」が義務に触れずエゴ的な方向付けをしてしまった)。こういう個で作った社会は、生産を考えず配分だけを要求するような社会になり、すぐ行き詰まります。

 ではアジア的な「集合体」が作れるかと言えば、これも無理でしょう。こちらの方向に進むには、全体のみがあって個は存在しないという右脳的な認識が必要になります。「私たち」だけがあって、「私」の無い世界の理解が求められます。しかし、今のように自我(左脳)の発達した日本人にはとても理解出来ない話でしょう。

 しかし、最終的には私たち日本人は「集合体社会」の方に向うと言われています。これは宇宙的な現象(物質のエネルギー量が増加し肉体の原子、分子の振動数が上昇する)のおかげで、従来の左脳記憶(表面意識の記憶)が引出し難くなり、結果として右脳記憶(潜在意識の記憶)優先の人間になるようです。
 私たちは元々「個」の無い民族であり、右脳は全体性、共通性に焦点を当てる働きをするので(左脳のように部分に焦点を当て違いを見ることが出来ないので)、集合体が形成できるのです。動物が移動する時、集団を構成したなら、すぐに集合意識の方にシフトするのでいくら接近していても衝突は起きません。これと同じようなことが可能になるということです。

3.右脳化はいつ始まるか

 チャネリング情報によれば、地球のエネルギー量は10年時点で地球の耐えられる臨界点に達しており、後は何かの切っ掛けによって変調(振動数の上昇)が始まっていくらしいです。
 その切っ掛けになるような事をNASAが発表しています(09年末)。「太陽系がまもなくエネルギー密度の高い宇宙領域に入る」と。これのリーク情報がネットを流れていて「その期日は早ければ10年の内で、今NASAの科学者は緊張状態にある」ということです。このエネルギーが衝撃の役目をして、物質の振動数の変調が始まるのかもしれません。

 マヤ暦を人類の進化カレンダーだと読み説いたカール・コールマン博士は、10年11月3日より人類は右脳主導の時代に入り、もう左脳が優位に立つことは無いと言っています。NASAの発表と期日が妙に符合しています。

 左脳の働きが沈静化し、右脳主導になって行くということは、これまでの社会(左脳の働きを前提にして作られてきた)がコントロールできなくなるということでもあります。「五感に触れることなくいままでの世の中が崩れて行くのぞよ」(「日天意神示」)ということになり、バシャールが予測しているような事が起きるのかもしれません。

4.新しい幕開け
 
 今までの社会システムが機能しなくなったとき(この時が社会が方向転換します)、最も確かなサバイバル技術は、90年代にドイツで始まった「交換リング」というランダムな物々交換の技術(ノウハウ)だろうと思います。
 これはメンバー間でのモノやサービスの交換(売り買い)を、通帳上で「付け売り、付け買い」にする方法でお金のやり取りはしません。従って、お金がなくても必要なものを得ることができます。
 このような物々交換のメンバーがグループ化し、「集合体」を作っていくのかもしれません。お互いがお互いを必要とするというグループの成立条件を満たしています。

 ランダム物々交換の仕組みと緊急時の活用方法(私のアレンジです)、また、未来の可能性を説明しますが、図解が必要になるので「仁慶メモ」の方で場所を改めます。

 2010年も残す事あと1ヶ月を切りました。今年もありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  263号 2010. 12/5