**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   252号 2010.1/5

 新年おめでとうございます。2010年も宜しくお願い申し上げます。
 さて干支の話しから入りますが、昨年が「丑」、今年が「寅」で、『日月系』の教えでは、「丑寅(艮)の金神、国常立命」が形を伴って現れる時節と言われています。
 同系の『日天意神示』では、「カネ、モノ、チカラの働く世(これまでの神の世)は、子(08年)、丑(09年)、寅(10年)の三歳をもって打ちあげられ・・・」とあります。「寅」年は最後の締めの年になっています。
 神示では神の入れ替りと言っていますが、宇宙エネルギーの入れ替りと考えた方が理解しやすいかしれません。同じことを意味します。

 『マヤ暦』を天文暦ではなく宇宙エネルギー暦だと解したカール・コールマン博士(スウェーデンの生物学者)は、「過去5千年間に渡って左脳に力を与えて来たエネルギーが、10年11月2日で終結し、左脳論理と西半球(西ヨーロッパ、アメリカ)の支配する世界は終わる」と言っています。
 現象として「ドルの死」、「国際金融制度の崩壊」、「世界バランスの崩壊」をあげています。先の『日天意神示』と同じ結論になっています。
 そして、10年11月3日からは、右脳と東半球に共振するエネルギーが強くなり平和な世界が始まる、と解釈しています。

 チャネリング情報をあたってみても、やはり2010年は「転機、変化」の年になると告げています。世界が現在の不況を切り抜ける中で人々の意識が大きく変わってしまうようです。チャネラーの穴口恵子さんは「これまで馴染み親しんでいた枠(社会の前提)が消えてしまうので、無限という未知数の中で物事を捉える感性や感覚が必要になってくる」と表現しています。
 今までの概念が使えなくなると言ってもよく、この時思考がフリーズした状態になります。思考の方向性が定まらないということは、条件次第でどこにも向くということであって、ネット解析の『ウェブ・ボット』は、「8パーセント程度の人が意識の拡大(覚醒)を起こす」と言っています。

 8パーセントという人数は、その人達を組み込んで社会秩序の再構築が必要になる人数です。小冊子『別の宿を求めて』でも触れていますが、1割の人が携帯電話を使うようになると特殊な人達ではなくなり、9割の人の考え方が常識だと主張できなくなります。51パーセントで大勢が変化する訳ではありません。2010年の変化を感度をあげて捉えましょう。

 いつものことですが、前置きが長くなってしまいましたが、今号の本文に入ります。前回の話しの後半部分です。

3.未知の領域には進めない

 「日本の将来推計人口」のグラフや政府の借金残高などを考えると、今の社会、今の暮らし方がそんなに長く続くとは思えません。崩れるのを確認してから動くより、事前に動いていた方が安全です。
 しかし、簡単には動けません。東海地震は、過去700年ほどの周期データ(90〜159年間隔で発生)からいって、いつ起きても不思議ではないといわれています。前回の安政の地震(1854年)からいえば、09年時点で155年目になります。最長値を5年オーバーしています。しかし、危険地域を出ようとする人は皆無といってよいほど少数です。
 あの忌まわしいアウシュビッツ強制収容所が閉鎖され、自由の身になったときも、出て行こうとしなかった人がたくさんいたと言われています。

 人は、今いる世界が危険だと解っていても、次の世界の生活が見えなければ動くことができません。しかし、その矛盾状態のままだと精神的に耐えられなくなりますから、動かないことの最もらしい理由を考え出して、自らを納得させます。しかし、これは最悪のパターンです。
 今の世界が怪しいと感じたら(直観的な印象はたいがいが正しいです)、別の世界(別の暮らし方)の情報をとにかく集めて知ることです。知らない世界には間違っても入ることはありません。すぐ隣りに助かる世界があっても見ることが出来ません。

 私たちは、現実を見て、それを頭で解釈しているのではありません。頭に入っているデータと重なる現象を現実として見ているだけです。データとして持っていない世界は、目の前に在っても見えません。
 確かなデータを入れておくと、確かな世界が見えますし、確かな世界が作れます。
 一つの例ですが、今年(09年)、メトロポリタン美術館で『侍の芸術ー日本の武器・武具展』を企画した小川盛弘(63歳)さんが、次のようなことを語っていました。「父親の死後、13歳で刀剣の権威者佐藤寒山に弟子入りしたとき、よく見ておけと言って最初に見せられたのが国宝の刀であって、その後3年近く名刀だけ見ていると偽者は受け付けなくなりました」と。小川さんの世界は本物しかない世界です(昔から、鑑定家はこのようにして育てていたようです)。

 知ることに、時間や費用をおしむべきではありません。知っただけの世界に入ります。
 私たちが今の世界(位置)にいることにも、実は大変な時間と費用をかけています。直接の教育費だけでも1千万円を越える費用をかけているとか(教育費調査で、幼稚園から大学まで公立で通した場合で1360万円という数字が出ていました)。
 この費用は親が負担したために実感がないのですが、とにかくそれだけの費用をかけて今の世界にはまり込んでいます。偶然そこにいるわけではありません。
 その世界を出て別の世界に入るためには、やはり新しい世界を知るための時間と費用は必要です。このことは頭にインプットしておくことでしょう。そうでないと知るチャンスを失ってしまいます(十分な時間があれば、お金の利用は限りなくゼロに近くなりますが、今はその時間がなくなっています。お金で処理することが多くなります)。

4.安全で平和な世界を知るために

 自然の生産力を基本にした経済の中で暮らすのが一番安全であり、それゆえに平和です。人為経済の世界は、頭の興味の世界ですから変化の絶えない世界です。変化は不安定を作り出しストレスとなります。
 自然は、変化があってもゆるやかですから、一度共生のノウハウを知れば、安全で平和な暮らしが実現します。ただし、自然を相手にする生活は一人では大変ですから、グループを作って共同(合同、分担、相互)を行います。そうすると一人一人の作業が楽になります。又、グループで相互扶助を行えば保険の機能が生まれます。人類は有史以来そういう生活をしてきました。

 今も純粋にそういう生活をする人々が、熱帯雨林地域などにいますから、間接的な情報にしろ知っておくと役に立ちます。これが、先の小川さんの国宝の刀に相当する基本データになります。
 しかし、それはあくまでも基本データであって、私たちは過去の生活に戻れるわけではありません。たくさんの道具を使って生活しています。グローバル経済(人為経済)と社会分業を前提とした国家制度の中にいます。

 そういう中にあって、自然経済(自然の生産力)を基本にした暮らし方を作って行くのは大変なことです。単に成り立つだけではなく、社会と折り合いの付く形式でなければなりません。そういうマッチングの為の情報も必要です。又、いらぬトラブルを避けるためには、自分の暮らし方が解りやすく説明できるような理論情報も必要です。
 社会の大きな変化は、そんなに遠い未来のことではないでしょうから、効率よく必要な情報を集めましょう。ホームレスになってからでは何も出来なくなります。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  252号 2010. 1/5