**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   248号 2009.9/5

 今年の梅雨は、北九州から中国地方一帯にかけて大変な豪雨災害をもたらしましたが、私の居る岡山県や隣の県については、その後の事態もよく伝わってきます。
 被災地はどこも住民の精神的なショックも大きく、兵庫県佐用町では自殺者も出ています。変化の少ない中山間地域で暮らしていた人にとって、一瞬にして自宅や町が消えてしまう出来事は、ショックという言葉では表現しきれないものでしょう。

 災害についてはすでに多くの研究がなされており、『災害科学』、『災害社会学』などの専門分野も生まれています。被災者の心理プロセスも解っており、まず、ショック状態があり、次に虚脱状態になり(茫然とする)、災害直後のユートピア(非常時の愛他的な行動が1〜2週間続く)、被災後のストレス障害、さらに被害の不平等による人間関係やコミュニティの崩壊となるようです。
 私は被災者となった体験がないので何も言えませんが、被害の不平等による人間関係やコミュニティの崩壊については理解できるような気がします。同じ地域で同じ恐怖を味わっているのに、自分の家は全壊、隣の家は一部損傷といったことになると、その後の生活経済が全く違ってきてこの不公平さに自我は耐えられないでしょう。これは一生続きます。

 以前から言われている関東地震、東海・東南海・南海地震で被害を受け、被害に不平等を感じたなら、引越しすることを真剣に考えるべきでしょう。神戸の震災のとき、二重ローンを組み自己破産に至った人がたくさんいますが、以前の人間関係の中で自分だけそのような事になるとやり切れないでしょうし、それが心の傷となってその後の人生もうまく行かなくなります。
 火事の類焼(出火元に賠償責任がない)でも、そういう問題が尾を引くと聞きました。

○大災害が起きたら新しい暮らし方へ

 被災者となったとき、最後の大問題は、その後の人生が描けるかどうかです。これが一番の難題となります。先の関東地震や東海地震が発生したとき、その後は社会システムが大きく変わる可能性があります。第二次大戦の後、思想や法律まで変わったように。もし、思想や社会システムまで変わると、その後の人生が描ききれない人も出てくるでしょう。職業軍人であった人の中には、戦後の人生が描けなかった人が多くいました。

 予言、予知では、これから世の中が根本的に変わると言っています。『日月地神示』は、「今の世の仕組、みな無くなるぞ・・・いつまでも過去に囚われて下さるなよ。何もかもが変わりますのじゃぞ。」とか、「いよいよ、国も国として手付けられなくなるから、その時は、新しい国みなで造る気持ちで今のうちから準備なされ。金の要らぬ世の始まりじゃ。」とか・・・をくり返し伝えています。
 巨大地震の備えの一つとして、避難具だけではなく、こういう情報も頭の隅に入れておいて下さい。そして、もしそのような微候が見えたら、前号(247号)で紹介した「調和の原理が働く社会」で生きる方向に進んで下さい。この社会は、少人数で作れます。

<調和の原理が働く社会の作り方>

 今のような小さな家族では、平和な時代ならともかく混乱期に入るとキャパシティの無さがストレスとなり、場合によっては重荷になります。誰かがハンディを持つと全員行き詰まります。
 まず、仲間を誘って大きな家族を作ります。生き方の問題ですから親族にこだわってはいられません。前号でまとめておいたような事を説明すればよいでしょう。大きな家族の規模ですが、まずは20人ぐらいを目標にします。始めから大きくすると統一できなくなります。

 日本が高度成長期に入る前の家族は、子供が分家する時近くの場所を選びましたから(本家の隣という例も多い)、本家、分家といっても生活面ではそれほど分離していません。生活道具は本家から借りるものであり、労働力の貸し借りは日常的です。子守りは本家の老親の仕事であり、老親の介護は分家を含めての共同作業です。家族というのは本家、分家がいっしょになった複合家族のような形になっています。人数にすれば15〜20人といったところでしょうか。
 それでも対応できないような事があれば、お嫁さんの実家や伯父、伯母家族まで声をかけますから、家族は数十人規模であったといえるかもしれません。しかも、これ以外に一族とか、町内の「組」とかの関係もありますから、大変な人数になります。

 今は、経済システムが変わってしまって、血縁者が距離的にバラバラになっていますから、もう血縁者に頼ることができません。遠くの親戚より近くの他人です。生き方を同じくするもので、まずかつての本家、分家ぐらいの人数集団を作ります。これで、半自立(半独立)状態、小さな事業所ぐらいの能力が作り出せます。共同生活のメリット(生活コストが低い)を生かせば、グループで一つの事業を行うことも可能でしょう。

<独立国家に向けて>

 20人ぐらいの家族グループが数団体集まると100人ぐらいの団体になります。そうなると『アーミッシュ』のような半独立国家が作れる可能性が出てきます。その理由の一つは、近々フリーエネルギーが得られるかもしれないからです。

 『バシャール』(坂本政道『分裂する未来』)は、09〜10年にかけて新エネルギーが発見され、2015年頃フリーエネルギーの活用法が見つかると言っています。
 ネット解析の『ウェブ・ボット』はもっと詳しく分析しており、09年11月に新しい電力に関する基礎的な発見があり、11年には最初の装置が完成。本格的に注目されるのは2014年で、『ユーチューブ』などのネットメディアで個人が発表すると言っています。

 以前にも紹介しましたが、「モンロー研究所」の2020年の未来リサーチ(複数人が参加)で、「2020年の地球は、戦争ばかりやっている地域と平和で精神的に進歩した地域とに分かれている。進化する人は美しい自然の中で小さなコミュニティを作って暮らしている。エネルギーは直径10mほどのプラズマ球から供給されている」(坂本政道『死後体験III』)と言っています。
 先のフリーエネルギーの予言は、このリサーチの話と辻褄が合っています。実は、スイスの小さな村で、かなり以前からフリーエネルギーを使っているらしいのですが、マスメディアでは紹介されません。要はいつ公に出せるかという問題なのだと思います。

 エネルギーが無料になると、今の電気、ガス、灯油代は必要なくなります。お金の要らない社会に大きく前進します。そこからは、グループの敷地内に大量にあるもの、もしくは自然の摂理の中で再生産されるものだけで衣食住をまかなうようにすれば、もう交易は必要ありません。独立国家の誕生です。

 仏典(『月蔵経』)の中に、次のような描写があります。「三乗(菩薩など真理を求める人)は山の中に福徳の地を求め、そこで自分たちだけで法(宇宙の法則)を守り喜びとする。この人たちの寿命は伸び、諸々の天が守護するであろう」と。
 「この人たちの寿命は伸び・・・」ということは、意識振動数が上昇したということであり、アセンションしたということです。『月蔵経』は、末法の世(今の時代)を釈迦が幻視したもので、この一節は先のモンロー研究所の2020年の描写と似ています。

 既存の競争原理で動く社会(意識振動数が低い)とつながらなくても生活できるようになったとき、アセンション(次元上昇)すると言えます。これは、『バシャール』の言うパラレル・ワールドの分離でもあります。2015年ぐらいから徐々に始まるとバシャールは言っています。
 仮に、ゴルフ場の不法占拠が黙認されるようになったとして、既存社会の力を借りずに村を作り、生活することが出来るでしょうか。出来る人はアセンションできると思います。

・・・・内輪話ですみません。
週刊誌やテレビ番組まで最近では、地震だの災害だのを話題にしています。そういう情報をみて、ただ不安を煽られているだけの人もいれば、しっかりと対策をたてている人もいらっしゃるでしょう。「癒しの郷を創ろう」のメルマガは、一貫して「新しい暮らし方」を提案しています。それは災害が起ころうが、経済が混乱しようが、例え平和な世界であろうが、創る手段は大差ありません。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  248号 2009. 9/5