**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   220号 2007.11/5

 今号も、『日月地神示」の続きです。まず、前号でストップしたところから入ります。お金の話の続きです。

(2)都市が消えていく

 以前にも取り上げましたが、意識の高低(振動数の高低)は、思考枠の大小ともいえます。自我意識よりは魂意識の方が高いですが、自我意識の中にも高低があって、自分という思考枠より家族という思考枠、さらに、グループ<社会<人類<地球・・・といったように、大きい枠に意識を置いているほど意識の振動数は高くなります。

 思考枠は、認識の幅で決定されます。家族という認識がなければ、家族枠で考えることはないわけです。その認識の幅という面で、大都市の分業システムはマイナスに働きます。
 都市が大きくなるほど、分業は細分化され小さな世界を作り出し、その小さな世界の中で一日中限られたことしか考えない意識振動数の低い人を生み出します。大都市に多い「若年性認知症」という障害は、細分化された仕事の中で脳が一部しか使われないことからくる障害です。脳の進化の歴史から考えれば、脳が一部しか使われないというのは退行現象であって、それは意識の退行をも意味します。

 この問題は、すでに200年前のアダム・スミスが『国富論』の中で指摘しています。農夫(賃金農民)と比較しながら、都市生活者(分業従事者)の理解力(認識力)の低さに触れ、それは仕事環境、仕事内容が単純なことが原因だと分析しています。
 分業は生産性を向上させるものといえるのですが、一方でそれは、人間の本質を犠牲にしたものだと言えます。

 都市について『ラムサ・真聖なる預言』では、「皆の世界の中でも、大都市の意識は特に限られている。・・・他の宇宙からここにやってきた者たちが都市を見下ろしたとき見えるのは、複数の色の光でできた網目のようなものだ。きわめて限定された意識がもつ、波動の低い想念が光の場として現われているのである。・・・波動の高い思考は、人間のよどんだ思考から離れた自然の意識の中にいたほうが体験しやすい。」と言っています。

 地球が振動数を上昇させていくと、それに沿えないものは振動の法則によって、分離され、消去されていきます。これは以前にも説明しました。大都市は、その仕組上(分業システムを別のものにできない)振動数を上昇させることができないですから、最終的には何らかの形で消去されるでしょう。

 『日月神示』には、「今のような都会みな穢土(えど)であるぞ、穢土はどうしても火の海ぞ、それより外やり方ないと神々様申しておられるぞよ」とあります。焼いて消去するというのでしょうか。
 チャネリング情報ですが、「エネルギー量の増大(振動数の上昇)によって、地球はまぶしくて太陽のような星に近づいて行く。地球と伴に上昇する生命体にとっては、まぶしくても熱くもない環境ですが、上昇させることのできない生命体にとっては、地球が耐えられない環境となって離脱する・・・」とあります。
 これは、ゾロアスター教の聖典にある一節、「・・・善人にとっては、それは温かい牛乳のように心地よく感じられるが、悪人にとっては灼熱の地獄責めとなる・・・」とよく似た話です。
 又これは、先の「都会は火の海にするしかない」という話と何か通じるところがあります。

 ノストラダムスは『諸世紀』の中で、「離れよ、すべてのジュネーブから離れよ。・・・光に逆らうものは全て滅ぼされる」と言っています。又、「金色の光が天から地まで届き、驚くべき巨大な力に打ちのめされ、・・・すべての大都市は崩壊して寂しき遺跡となり・・・」という詩もあります。
 さらに、それはいつかに触れた詩もあります。「大きな数の七が巡りきて、そのとき大殺戮(さつりく)が行われる、千年の区切りから離れていないとき、死者はその墓より甦るだろう」と。
 この詩の中の「七」は、聖書暦の7千年期(BC4千年が始まり)を示しており、AD2千年から7千年期に入っています。そして、この期の千年に入ってそう遠くない日に大殺戮が起きると言っています。終末の預言から言えば、すべての事はほとんど同時ですから、この時かこれより少し前が大都市の解体されるときとなります。

 「月が支配する20は過ぎ去り、七千年には別のものが王国を築くだろう・・・」という詩もありますから(すでに7千年期に入っているわけですから)、ノストラダムスの情報からいえば、3次元的なものはまもなく解体され別のものが現れることになります。

 ただし、大半の人はそういう事になる前に、都市を脱出しているはずです。今回の『日月地神示』にしても、「都会は、不便じゃなぁ。今に都会、人消えるぞ・・・」とあり、事前に脱出することを示しています。それは、前々号(218号)で紹介したような理由によってでしょう。
 あまりにも間近なことで、想像しにくいことかもしれませんが、第二次大戦中の疎開にしても突然のことです。日本の都市が爆撃されるなど思ってもいなかったことですから、疎開を想定していた人など誰もいません。しかし、そういう事態になれば人は動くものです。

 食糧の輸入がままならなくなり、物価が高騰し、給料で生活できなくなったとき、尚も都市で頑張るという人がいるでしょうか。海面上昇により排水ができなくなり、そこら中で水が溢れているとき、なおもそこにとどまるでしょうか。

 海面上昇について、最も総合的に調査したのはアメリカの国防省(ペンタゴン)ではないかと思われます。イギリスの「オブザーバー」紙のスクープ(04年2月24日)によれば、「2020年までにヨーロッパの主要都市は水没し・・・世界各国は、食糧と水とエネルギーを奪い合って戦争に突入する・・・」となっています。
 平均海抜でいえば、日本の沿岸都市の方が低いと思います。水田農業と一体になっているからです。沿岸都市はわずかの水面上昇でその機能を失います。『温暖化の衝撃』という本の中に、中国の食糧問題を考察している部分があるのですが、「海面が50cm上昇すると中国の48の都市と92万ヘクタールの土地が浸水し、6700万人が環境難民になる」と予測されています。日本も同じだろうと思います。

 農業用水路に塩分が入ると農業は終わりです。上水道の取水口に海水が入り出すと、生活水がなくなります。私は沿岸都市に生まれ育ちましたから、そのどちらも体験しました。今の水位でも大潮と風向きでそんな被害が出るのです。
 沿岸都市の寿命は、思っている以上に短いかもしれません。マクモニーグルさんが言うように、2012年あたりから、移住を余儀なくされる人が出てくるのかもしれません。

 未来社会の情報に、大都市は出てきません。出口王仁三郎の語っている未来社会(ミロクの世)では、地域々々での自給自足経済となり(交易は基本的にないということです)、都市は円形に広がり人口は10万人を越えないとなっています。『日月神示』には、「田舎に都、都に田舎ができる」とあります。

○都市脱出の時間は残されていない

 前号でも取り上げましたが、ジュセリーノさんの予知夢やラビ・バトラさんの読みが正しいとするなら、お金がお金としての力を発揮するのは、後3〜5年かもしれません。
 『日月地神示』の言う、「・・・今の内に畑買うてみなで耕しなされ」は何年で可能なことでしょうか。私が、「癒しの郷1号村」の土地と出会うのに5年かかりました(これは地続きの広い土地を探していたということもありますが)。
 仮に、都市財産の現金化に2年、土地との出会いに3年かかるとすれば、計5年です。今からスタートして、2012年のことになります。土地代金の決済まで、お金の価値が今のままであるでしょうか。その保障はどこにもありません。
 ジュセリーノさんの言うように、2010年6月にニューヨーク株式市場が崩壊し、その後国際金融システムの破綻に発展すれば、もう先のような方法での都市脱出はできなくなります。アジア難民が、ゴールドでヤミ船をチャーターするような次元に入ります。

 前号で紹介した、「2ステップ方式で脱出する方法」を今一度検討されてはいかがかと思います。戦後の産業転換で、農山村の人が田舎を脱出するために取った方法は、まず子供を都市の会社に就職させ、都市と田舎の両方に生活場所を作り、様子を見てどちらかを選択するという方法を取りました。
 まず、選択できる段階まで、事を進めてはどうでしょうか。

 3回に渡って取り上げた『日月地神示』、そのメッセージをもう一度記しておきます。
 「これからは、にっちもさっちも行かぬ世となるから、人民狂うなれどもこの道に縁ある者たち、しっかりと褌締めて縁ある者たちを導かねばならんぞ。先ずは、喰う物なくなるゆえ今の内から対応して参りなされ。水も無くなるゆえ、大切にしなされ。奪い合いが多くなるゆえ、みなで取り決めて分配する仕組み考えなされ。金要らぬようになるから、今の内に畑買うてみなで耕しなされ。いよいよ国も国として手付けられなくなるから、その時は、新しい国みなで造る気持ちで今の内から準備なされ。金の要らぬ世の始まりじゃ」


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  220号 2007. 11/5