**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   197号 2005.12/25

〈 60億人の共同体が破綻したとき 〉

 今の60億人の巨大な共同体の行方ですが、出口王仁三郎は「新しい世になると世界は12のブロック(民族)に分かれる」と言っています(『聖書』にも「イスラエルの12族」という表現があり、シュタイナーが「12感覚論」という表現で地球には感覚の異なる12の人種がいるようなことを言っています。今は感じられないものの、指向分類すると人類は12種類なのかもしれません。『日月神示』では「色の違う臣民によりて一つ一つの国作らすぞ。・・・・心々の国であるぞ」とあります)。
 また、王仁三郎は、「社会の最小単位が自給自立できる共同体になる」とも言っています(今は個人が社会の最小単位です)。

 このような預言から考えると、今の60億人の共同体は崩れるということでしょう。もし崩れたなら今日私たちが持っている知識、技術、また価値観、常識、生き方・・・などは、全く意味をなさなくなります。それらは60億人の共同体の中でのものですから、もっと小さな共同体になって行くとするなら、意味をなさなくなるというより「百害あって一利なし」の部類になります。

 そのとき知識や価値観の転換(概念の組み換え)をどのように行うかというと、実はこの方法を説いたものがなく、私は一度原点(一人で自給自立する)に還って、自分は「何が出来るか」を棚卸ししてみるしかないと思っています。衣は作れるか、食は作れるか、住は作れるか・・・と。もし一人で調達できそうならも、その位置で生きることも一つの方法でしょう。

 一つのイメージのつかみ方ですが、今自分が大きな企業に所属しているとして、ある日そういう大きな組織が消滅したとしたらどうするか・・・を考えてみるのも方法です。今後どうするかというとき、先ず、自分は「何ができるのか」を棚卸ししてみるしかないと思うのです。一人で自営が出来そうなら、それも生き方の一つでしょう。
 一人ではやって行けそうにない、仲間を作る必要があると判断した場合でも、自分は何が出来るのかを確認していないと仲間の選びようがありません。相手も何ができるかわからない人を仲間に入れようとはしないでしょう。お互い出来ないことを補う形でグループは作られていくのが普通ですから。

 しかし現実には難しいことで、その時になってからでは遅いといえるのかもしれません。
 パキスタン大地震(05年10月、300万人が家を失った)のメディア報告ですが、いまだに復旧は進んでおらず、寒さによる二次被害(肺炎や低体温症による死亡が多い)が出ているようです。夜になると氷点下になるところなのに、被災住宅のほとんどが防寒機能のない夏用テントらしいのです。

 私はなぜ地中に穴を掘らないのかと思っています。湿地帯では無さそうですから、吹きさらしより穴の方が寒さはしのげると思うのです。メルマガの古い号で中国の草原地帯にゼロから家庭を築いていった若い夫婦の話しを紹介しましたが、先ず地中穴を掘り住居にし、住宅用の木を植え、種を播き・・・からスタートしています。
 パキスタン大地震も国際社会の関心が薄れ、復旧見積り額の半分しか集まっていないとWTOが発表しています。別の再スタート方法を実行するときに来ているように思います。もう夏用テントで待っている状況ではなくなっています。しかし地中に穴を掘り、木を植えるといったような発想にはならないのでしょう。多数の人が寒さで死んでいっているというのに・・・。

 これを見ていると60億人の共同体が崩れたときも同じことになるように思えます。事が起こらないうちに、地球に生きる方法の原点を考えておくべきでしょう。自給型共同体も事が起きてしまえば技術を持った人だけで作ることになります。その前なら不足する技術(機能)をお金で買うことができます。そして買ったものが機能しているうちに技術を習得するのです。

 60年周期説に従えば、戦後の日本は今年で終わりです。人口も減少に入ったようで何かリンクしているようです。来年から新しい周期に入っていきます。吉備高原の共同体も来年から本格的な建設に入ります。

・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年の異常気象の止めと言わんばかりの大寒波、大雪積雪で日本中がびっくりしています。こんなことは想定外だったのですが、リアル「癒しの郷」に行くには車も冬支度をしないといけないと思い、4駆でスタッドレスタイヤをつけた中古の軽四を買ったばかりでした。雪道凍結道の運転は初めてだったのですが、無事に往復できました。暖かい所に暮らすものですから、積雪しても雪掻き道具が必要ということまで分からずに、準備が出来ませんでした。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  197号 2005. 12/25