**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   176号 2005.5/25

 前号で「公開の経済学」(私の造語)を紹介しましたが、どのように感じられたでしょうか。決して異次元の経済学ではありません。ちょっとしたことで、入っていける経済だと思っています。

 その理由ですが、私たちの概念、常識、価値観といったものは、今の社会が目の前に存在していてこそ保たれているものであって、現実がなくなると頼り無いものとなり、簡単に消えてしまうものです。これは体験しないと分からないことですが、阪神大震災の後、現実がなくなった人の体験談が当時新聞などによく出ていました。価値観などの大転換が起こります。

 最近、私のところには地震情報がよく入ってくるのですが(05年5月18日の読売新聞にも京都大学防災研究所のデータが紹介されており、琵琶湖周辺の微少地震の状況が阪神大震災のときと同じような傾向にあると)、霊視情報によると、1〜2年の打ちに世界中で地震などの自然災害が多発するようになり、産業インフラも失ってしまうとか。『聖書』の「ヨハネの黙示録」に記されているような内容です。

 高度に積み上げた文明は大変もろい面があって、工業資材の2〜3品が欠落しただけで総崩れになる可能性があります。西洋の諺に「釘が無い、蹄鉄が打てない、戦いに破れた」というものがありますが、工業文明もそんなものです。日本など石油コンビナートが壊滅状態になると、コメの生産も出来なくなります。農業機械の燃料、ネット、シート、容器などの農業資材、みな石油です。
 そんな状態になったとき、今の概念、価値観を持ったままでいられるかどうか・・・。前号で紹介した「公開の経済学」がすんなり受け入れられているかもしれません。

 これには出来過ぎたような話しがあって、先日準備人その2が船井幸雄『世の中大激変』という本を立ち読みしていたら面白い話が出ていたといって教えてくれたのですが、その本の中に体外離脱して2020年の社会を見た描写があり、そこにはコミュニティ生活があったとか。
 その話しを聞いた時、私が読んでいた本が、長山靖生『いっしょに暮らす』(ちくま新書)で、その中にルームシェアの話しがあり、その取材に協力したYさんの話しが後書きで紹介されていたのですが、「10年後には世代の異なる人たちと一緒に農業とかをやりながら共同生活が出来たら良い」と語っているのです。
 2020年の風景の中に、このYさんがいるのかもしれません。おそらく「癒しの郷」なのでしょうが・・・。(笑)

 それにしても2020年というのは、15年後のことです。メルマガの古い号で「コミュニティ帰属」という生き方(結婚就職のような考え方で、コミュニティに入る生き方)を紹介したことがありますが、若い人の中にはすでにそれに近い意識を持っている人がいるようです。先のYさんなどはすでに「公開の経済学」のような概念を持っているのかもしれません。

 大半の方は現実の崩壊を体験してから、今の経済概念が崩れていくのですが、いったい何があるのでしょう(崩れないと2020年の風景の中にコミュニティはないはずです)。
 これは「仁慶メモ」の中にいれておいたものですが、1985年頃に書かれた文章の一節です。

「・・・2006年までに原子力発電所の全面閉鎖をしなくてはならない。これは2016年以降の地球の汚染度の軽減化を計るためである。これらの汚染軽減策は、地球という惑星の生物的存続可能性ギリギリの生命ライン保持のためだ。2006年から2013年には、地球は惑星規模のシフト(振るい分け)を経験することになるからである・・・」

 これも「仏典」にある釈迦の話しや霊視による情報だと、振るい分けが起きるとき(意識世界だけの事にしてほしいものですが)、ある人たちはコミュニティの生活に入ることになっています。

・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最近の我が家では、女性の法律的地位、財産権などについて話題になっています。近所に住む義理の伯母の世話をしてるのですが、その伯母の今後の話しをしてるうちに、話しはいろいろ発展し、若くして未亡人になった準備人その2の友人のことになり、それを自分に置き換えてみた場合、結婚制度のおかしな部分に気付いたりしました。舅姑より先に夫が亡くなった場合、嫁の立場って微妙だなーと思ったのです。夫に財産があれば良いのですが、財産もなく親の財産も分けてもらってなければ、嫁に財産分与は無いし、そのまま婚家にいてもただ働きの家政婦じゃない、と思ったのです。夫の位牌を祭り供養するだけの人生なの、と疑問を持ちました。私も未亡人になった友人も実家に帰れば、老親しか居ず、実家の財産は自分のものという立場です。帰れる実家があるからこんな疑問を持つのでしょうね。実家にも跡取りがいれば帰る所は無い、ですよね。家も「癒しの郷」のように、法人化して法人が財産の所有者になって欲しいものです。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  176号 2005. 5/25