**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   174号 2005.5/5

 一気に夏です。遅れて来たツバメも焦っているのではないかと思います。この連休中は「出資規定」の大綱をまとめていました。そして権利に関係する部分は司法書士さんに目を通して貰っています。近いうちに皆様には「出資募集要項」という形で紹介できると思います。

 出資規定に時間がかかっているのは、途中で変更ができる性質のものではないからです。途中で入村(村民)資格を変えたりすれば、コミュニティがうまくいかないのは目に見えています。「ヤマギシ会」も相変わらず全財産の寄付を義務付けています。今となってはどうでもよいことなのでしょうが、変更すれば古い人との関係が難しくなるでしょう。

 しかし出資(物理条件)の問題は、共同の生活をする上での2割程度の問題です。8割方は意識(心)の問題です。「癒しの郷」の考え方に共感できるかどうかです。本当は物理条件は骨子のみにして、それで納得できる人が集まった方が良いのですが、豊富な資金を持っている人から、借入できるようにしておくためには、骨子のみというわけにも参りません。

 「癒しの郷」の建設スタート期には、大量の現金が必要です。始めに村全体の土地を確保しなければならないからです。しかし、出資額を一定にすると、始めに多くの現金が集まらないですから、豊富な資金を持っている人からの借入を考えざるを得ません。その借入を行うためには、どこまでが入村出資なのかが明確に分かるようにしておかなければなりません。
 しかし出資規定を詳細に作れば、今と同じ自我世界(契約、約束、ルールの世界)に落ちてしまう危険性が高くなります。頭の痛い部分です。

 ともあれ何が起きても即対応出来るように、水路だけは切っておきます。メルマガでも要所要所は書いてきましたが、手順はほとんど決まっています。
ここで手順の要点を箇条書きにしておきます。

一、「癒しの郷」実行計画(概要)
  メルマガ167号、仁慶メモなど

二、出資募集要項
  近日発表予定(仁慶メモ「出資募集要項(試案)」)

三、生活スペースを造る方法
  メルマガ172号など、仁慶メモなど

 今、農業委員会は、耕作放棄地の多いエリアのどこかを、株式会社の入っていける「参入区域」にすることを求められています。農水省の方針ですから、逃げることはできないでしょう。2〜3年もすると一つの自治体の中に何ケ所も「参入区域」が設定されるでしょう。
 そうなると区域の山林を2〜3ha買って、1haほど宅地に造成します。その方法を取れば農地は、会社で借りる、個人で借りる、個人で買うなどの方法が取れます(先の司法書士さんに会社の営業目的に農業を加える話もしています)。

 土地は不動産業者の物件を待たなくても、土地ブローカーや農協などを尋ねる方法でも手に入ります。
 山林購入、宅地造成、事務所兼仮宿泊所ぐらいまでは、数千万円の現金があれば可能です。

 さらに数千万円あれば、村の半分(十数戸、20〜30人)を造る建築資材、道具類が購入でき、作業施設も作れます。ここに労働を1億円ほど投入すれば村の骨子は出来上がります。2年ぐらいでしょうか。

 とにかくここから先は、私個人では動けません。皆様の間に合う参加を期待しています。
 世界に何もおきなかったとし、今の文明は後10年ぐらいの寿命でしょう。中国、インドの工業化を誰もとめることができないからです。やがて資源(石油、石炭、木材、パルプ、淡水、穀物、食肉・・・等)の争奪戦が始まりイースター島のような結末を迎えるでしょう。
 巨大なビル群(モアイ像)と原始的な生活をするわずかの人間。この話は機を改めます。

・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日古い衣類を処分しました。取っておけば何時か役に立つかもしれない、と思いなかなか捨てられませんでした。「癒しの郷」が出来た時、衣類はなかなか自給できないので、本当は取っておきたかったのですが、スーツを着て畑仕事は出来ないだろうし、たかだかこの程度の量では役にはたたないだろうし・・・。倉庫でもあれば全国から古着を集めてリサイクルショップ兼「癒しの郷」クローゼットになったのになー、と思いました。今なら全国に呼び掛ければ、不要な物はタダで貰えるだろうなー、と考えています。

**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  174号 2005. 5/5