**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   173号 2005.4/25

 今年は、ツバメが来ないのかと心配していたら、先日やっと来てくれたので一安心しています。例年なら最初のツバメには子供が生まれており、そろそろ巣立ちする頃なのです。今年は自然災害などが多いのかもしれません。

 さて、前号で農家物件の競売前の情報を貰ったことも紹介しましたが、準備が整っていれば農家資格がなくても買えた物件でした。今後の参考までに買う方法を紹介しておきます(あまり表に出せる話ではないのですが)。

<情報物件を買う方法>

(1) 情報をくれた人に「名義貸し」という形で買ってもらう。もちろん、その購入資金は私たちが出します。土地の所有者は情報をくれた人になりますから、普通にはお金を出した人が抵当権を設定しておきます(ただし、これはデリケートな問題で、抵当権などと言うと話がこじれるかもしれないので、司法書士の立場で言ってもらうしかないでしょう)。

(2) メンバーの誰かが現地に移住し(住民票を移動させる)、購入した農地を使って農業をします。書類上は賃貸契約になります。地域の農業委員会の考え方もありますが、1〜2年で農家資格が得られると思います。

(3) 農業資格を得たなら、書類上の買い取りをします。土地は、農業をしていた人の名義になりますが、これは先と同じように「癒しの郷」で抵当権を設定しておきます。又、その一方で、「私は名義貸人であって、実際の所有者は癒しの郷です」と一筆書いてもらっておきます。これで、相続の問題もほぼ回避できます。

 以上の方法は、以前「仁慶メモ」に書き込んでおきましたが、あくまでも補足的な方法であって、それを基本的な方法にすると危険だと思っています。思わぬとき足元をすくわれることにもなりかねません。
 今回の物件は、かなり安全性の高いものでしたが、チャンスをものに出来なかった一番の原因は、出資規定が詰め上がっていないことでした。申し訳ないです。来月中には発表したいと思っています。

 しかし、土地の話が来るときには重なるもので、あの時は、もう一つの土地の件で調査をしていました。これは、今後の「癒しの郷」の動きの中でも起きてきそうな、因果律を踏まない出来事なので紹介しておきます。

 この話は、今年の2月にいただいたメールから始まります。関東の方なのですが、初めていただいたメールでいきなり出資をしますという申し出をいただき、私の方が困ってしまいました(メルマガの古い号でそういう出資のことを書いたことがありますが、出資規定が出来上がるまで待ってもらっています)。
 そして、メルマガで、新幹線の「新倉敷駅」から車で10分くらいのところに、住宅の組立実験ができる土地を探していると書いたことがありますが、そうしたら、又、その方から、倉敷に土地があるので使えるようなら使っても構わないというメールが入りました。しかも、所在を見ると、私の生活エリアなのです。その日、近くを車で通っていました。

 その場所を確認するために、法務局に土地謄本や公図を取りに行き現地に行ったのですが、この土地の所有者も、メールを入れてくれたご本人も見たことのない土地です。
 調べた結果、境界が確定しにくいことと、車が直接入れないこともあって、住宅の組立実験には不向きな土地だったのですが、使い道があるなら使ってほしいという申し出をいただいています。皆様にもアイデアをいただきたいと思っています。

 さしさわりのない範囲で紹介しますと、この土地は、叔父さん(故人)が、仕事(弁護士)の関係でクライアントから譲られたものとかで、老後はそこに移住する予定にしていたらしいのですが、その計画は実現しなかったそうです。実は、譲ってくれたクライアントの方も、そういう計画を持っていたとか。

 このたびの土地は、叔父さんも、クライアントであった人も、瀬戸内海を南に見ながら暮らしたいと思っていた土地なのに、どちらの方も実現しないで終わっています(今は、かつて、塩田であった所にも住宅が建てられ瀬戸内海は見えなくなっています)。
 現在は、近くの団地の方が菜園として使っているのですが、もう高齢の方のようで、引き継ぎ者がいないと回りの状況からいって、5年で竹やぶになると思います。そうなってしまうと手が付けられません。

 土地そのものにも運命があるようですし、所有者であった人たちの期待を背負っていくような面もあります。
 私は、畑として使っている今の内に、記念樹でも一本植えさせてもらったらどうかと思っています。「癒しの郷」が土地とめぐり逢った最初の出来事であり、高木になるものなら瀬戸内海も見えます。以前の人たちの夢の一端をになうこともできるでしょう。
 竹といってもハチクですから、せいぜい3〜4mの高さです。竹やぶになる前に記念樹が3mくらいに育てば、もうどんな事があっても大丈夫です。ただし植樹のプランは畳半分ぐらいのスペースを使うだけです。

 以下のアドレスに現地の写真があります。良い使い方がありましたら、メールを下さい。在来種(固定種)の種を増やすことも考えたのですが、車が横付けできない土地なので、遠くから畑仕事をしに行くのは無理です。2〜3坪の倉庫ならプレハブ式にしておけば建てられるでしょう。
http://www.kumonoito.jp/tegaki/425-173.html

 今号は土地の話になりましたが、土地は理屈を越えた商品で、因果律を踏まずにやって来るようなところがあります。それは土地の方も人を求めているからだと思えます。
 しかも出会いは一瞬で、そのチャンスを逃すと二度と手に入らないことも多いです。準備を整えて待つしかありません。早く出資規定をまとめたいと思います。

・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホームセンターに行くと、レジャー用品と一緒に防災グッズもならべてあるのをよく目にします。100円ショップにもいろいろ便利なものがあります。今まで被災地をテレビで見ても、自分の身の上に起こるなど考えてもいなかったのですが、このメルマガやサイトが縁で、被災された方々が岡山に来られた場合、何か手助けするためには準備が必要だと気がつきました。何か揃えなくては・・・。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  173号 2005. 4/25