**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   161号 2004.12/25

 最近の活動報告から入ります。
先日、国務大臣(防災担当)村田吉隆氏の東京事務所に「山古志村復興支援プログラム」の中に、コハウジング方式による集落復興実験を加えたらどうか、という提案をしました。近いうちに第2、第3の山古志村が生まれるからと。村田氏とは(倉敷が選挙区に入っている)以前話しをしたことがあります。メールは秘書が処理するのでしょうが、まあ数のうちです。そのうちどこかに当たるでしょう。

 次の報告ですが、メンバーの方が島根県にある「中山間地域研究センター」(公的機関)に情報交換に行ってくれました。こちらは自治体に発信しているものを提供し、相手からは業務パンフレットをいただきました。訪問してくれたメンバーの方曰く、「コーヒーも出してくれて話しをしてくれた」そうです。
 その話は「仁慶メモ」にまた入れておきますが、パンフレットから興味あることを紹介しますと、「集落消滅への対応と新たなコミュニティの創出」というページに、課題解決の方向性がリストアップされているのですが、トップに出ているのが「ストレスのない集落消滅を導く」なのです。消滅は止められないという前提で考えています。

 この研究機関では、移住者を招くということをほとんど研究していないようなのです。民間の方法としては、例えば古い事業部門を整理していくとき、新しい事業の収益でソフトランディングさせていくというのはごく普通のやり方です。
 しかし、役所にはこういう思考が全くありません。行政では勝手に新しい事業を作ることなど出来ないので、思考パターンの中にそういうものが無いのでしょう。
 集落レベルで言えば、ストレスのない消滅をするために「癒しの郷」のようなグループを招くことなのですが、行政には理解しにくいのか、なかなかうまくつながりません。(つながるまで提案書を発信し続けます)

 前号の量子力学の話し(湯川秀樹さんの小論)、さすがに準備人その2には不評でした。この前の経済シリーズ(インフレのメカニズム)どころではありません(笑)。
 しかし無理もありません。専門の物理学者は、ニュートン力学→相対性理論→量子力学と順をふんで物理概念を修正しています。ところが素人の私たちは、ニュートン力学からいきなり量子力学です。これは少しきついかもしれません。
 
 しかしこのシリーズは重要です。例えば共同体にピラミッド型の組織を作らずに、つまり無組織でありながら秩序があり、効率のよい生活をめざすなら、このシリーズの話しが必要だと思います。
 現実が因果律を踏んで時計仕掛けのように起きてくるなら、ピラミッド型の組織で対応できるのですが、量子力学の言うように突発的に因果律を踏まずに起きるものなら、組織は対応能力を低下させる(効率を悪くする)ものになります。予期しない事が起きると、担当者を決めていなかったということにもなりかねません。何がいつ起きるかわからないとするなら、事(現象)の解る人が即、責任者になれるような無組織が最もすぐれていることになります。

 また、グループ生活でありながら、ストレスを感じない暮らし方を目指すなら、無組織のグループに向かうしかありません。
 無組織でありながら、秩序を生み出す方法は、以前にも時々触れていますが(「グループ意識を使う」ことなのですが)、そのメカニズムはこのシリーズで説明出来るのでは無いかと思っています。
 また、経済シリーズで触れた「天災ヘッジ」とも深く関係していますが、この話しはシリーズがもう少し進んでからにしたいと思います。

(1)現象は意識の産物であった(量子力学の結論)

 量子力学の結論は、釈迦の説いた「唯識論」(現象は意識によって生まれる)と同じようなところに行き着きました。湯川秀樹さんの言葉を借りるなら、「・・・観測を行う(意識を向ける)ことによって、ある結果が得られるということは、多くの可能性の中からの一つの選択を意味する。そして、それは対象の世界において波動関数(可能性をもった広がり)が突発的な非因果的な変化を惹起したことを意味する。いわゆる「波動関数の収束である。・・・」

 分かりやすく言いますと、エネルギーが物質になる境目のところはカオス状態にあってそこに一定の在り方を決めているのは、人間の意識だということなのです。
 ただ、量子力学では意識の説明をしないので分かりにくいのですが、意識は電磁波であって振動です。この振動との共振によって素粒子が一定の形(一定の振動)をとるのだという考え方があります。ミクロからマクロへのつながりは入れ子状になっていますから、素粒子の在り方を決定したということは、現実レベルの現象を決定したことになります。

 病気を例に説明しますと、病気とは昔から文字の示す通り「気」(=意識=電磁波)の歪みの結果といわれています。意識が素粒子レベルの物質を歪ませると(本来でない形に収束させると)、それによって構成される原子も歪みます。
 最近では原子の歪みが癌細胞を生み出すという考え方もあります(これは自分の意識とは別に、原子の歪んだ食べ物や水を体内に入れても共振によって同じことになるともいわれています)。
 さらに、原子の歪みは分子の歪みとなり、分子の歪みによって生まれるのが病原菌であり、細胞レベルの病気だという人もいます。このように素粒子の在り方が現実レベルの現象になってきます。

 なお、病気発生のメカニズムはともかくとして、人間の意識が細菌に影響を与えることは、100年近く前から経験則的に知られていました。これは戦前の一つの話しですが、結核菌の殺菌の実験で同じ方法で実験しながら、千葉大医科と慶応大医科とで全く逆の結果になって、どうしても決着がつかなかったという話しが古い本に出ていました。

 これは「大腸菌が変異してO-157になるのではないか?」と思った人が実験するとO-157が発見でき、「そんなことはありえない」と思った人が実験すると発見できないという話しと同じものです。実験者の期待に沿う結果が出やすいのです。量子力学的に解釈すると実験者の意識(電磁波)が大腸菌のDNAを変化されているのだと考えられます。

 話しは変わりますが、ある本に次ぎのような一節がありました。「・・・運命は最初から決まっているわけではないからだ。それはすべてあなた自身が決定していくものなのである。あなたが思うことはすべて、これからやってくる瞬間を創造しているのだ。あなたのこの瞬間はまさにほんの少し前のあなたの思考の産物なのだ。これが神の科学というものだ。・・・」

 この一節は量子力学の物理概念を持っていれば言っていることは解ると思います。これは俗にいうチャネリング本といわれている本の一節なのですが、量子力学的理解がないとすべて妖しいということになり、真実があっても取り逃がしてしまいます。
 しかし、量子力学も発展途上の科学であって完全ではありません。例えば先のO-157のことにしても、大腸菌の変異がO-157であるという認識が一般化すると、別のことを期待して観察しても、もう異なった結果はでなくなります。このことは今の量子力学では説明できません。先のチャネリング本にも説明されていませんでした。そういう未知の部分を探ってみようというのが、これから入っていくシリーズです。

・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メルマガを発行するようになって5回目のクリスマスです。読者の皆様の中にもこのメルマガを読みながら5回目のクリスマスを迎えた方もいらっしゃることでしょう。今年も応援ありがとうございました。ライフワークになったメルマガ発行と「癒しの郷」建設に向けて来年もまい進してまいります。来年こそはリアル「癒しの郷」を創って皆様と懇親したいと思っています。では、よいお年を。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  161号 2004. 12/25