**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   112号 2003.8/15

 109号で、私の近況をお伝えしましたが、その時、岡山県主催の事業コンペに「癒しの郷を創ろう」を出品すると言いました。やっと、応募書類の書き込みが終わりましたので(資金計画など計算機を打っている最中ですが)、ポイント部分を紹介します。

 元々の事業提案書は、以前にも紹介しましたが、自治体がコミュニティ事業を行い、私たちが協力するという形のものでした。
 事業コンペの出品では、立場が逆になって「癒しの郷を創ろう」が事業主体になり、自治体に協力を求めるという形になります。
 この形にも、以前から方法の一つとして考えていたものであって、実際にありうる形ですから、記載した事項で参考になる部分を、転記しておきます。

「岡山県ビジネスプランコンテスト」応募書類記載事項

<事業の概要>(具体的に記入して下さい)

 私たちの団体が、自給型のグループ生活を希望している人の為に、スペースを用意し(この部分は自治体の協力を得る)、生活空間の設計(場合によっては建設まで)を行い、生活希望者を招致する事業

(1)自治体の協力を得て、自給型のグループ生活が可能なスペース(土地)を選び出す。宮地、民地は問わない。

(2)上記スペースに、私たちの団体が持っているハード、ソフトシステムを組み込んで生活空間を設計し、ネットを活用して移住希望者を募る(移住希望者はネットなどで事前に組織化し、暮らし方などを研究しておく)。

(3)一定数の移住希望者が集まったら、グループを法人化し、法人でスペースの権利(所有権、借地権など)を取得する。この時点で、スペースの企画、設計料も買ってもらうことになる。

<市場の成長性・将来性>

 都市人の自然指向は今後も続くと思われるし、社会体制が揺らげば農山村に行かざるを得ない人が大量に出る。今でも、失業者、無業者、フリーターといった人が一千万人、都市で停年を迎え身の置き場のない人が一千万人おり、この人たちは今後も増えるが今のところ行き場がない。
 一方、過疎の自治体においては、社会システムや財政を安定させるためには当面人口の確保が望まれるが、今後、社会機能が低下して行く過疎地域で生活できる人は、グループ生活者に限られる。

<本事業が必要とされる社会的な背景>

 中山間地域の人口構成(子供が少なく中高年者が多い)からいえば、20〜30年後には人口が激減し、人口でささえている社会システム(農業用水路、上下水道、幼稚園、学校、警防団などの共同組織、商業サービスなど)が破綻します。 又、自治体歳入の大半を占める地方交付税は、人口スライドですから、人口が少なくなれば歳入が減り、地域道路、各種施設、衛生・・・といったものもささえられなくなり、人の住めない所となります。

 その時、中山間地域を原野に戻すのかどうか。食糧自給率40%という現実を考えれば、原野に戻すことはできないと考えます。
 今からの移住は、開拓入植と同じ考え方が必要で、グループ生活者に移住してもらうしかありません。

 以上、記載事項の一部(ポイント部分)を紹介しました。行政主催の事業コンペですから、入賞は難しいでしょう。こんなものを取り上げたら、行政の立場がなくなります。県の地域振興課が考えるような事業です。 しかし、応募があった以上、何人かの目を通して審査しなければならないでしょうから、裏では話題になるかもしれません。審査員の同級生などが、過疎の自治体にいれば、裏話で伝わる可能性もあります。宝クジのような楽しみがあります。
 今回の事業計画も、いつでも自治体に送れるよう資料など整えておきます。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「癒しの郷」が雑誌で紹介されることをお知らせしたと思います。その雑誌掲載のことを読者の皆様に一足先に御紹介したいと思います。雑誌名は、ナチュラルスピリット社発行の「スターピープル 第10号」で、8月20日頃発売の予定です。1200円ぐらいだったと思います。精神世界の分野ですから、興味の無い方もいらっしゃるかもしれませんが、紹介記事の中で、準備人その1の写真や住所新サイトのアドレスなどが載っています。もし良かったら書店でお買い求め下さい。田舎では大きな書店しか入らないかもしれません。近所の本屋で買われる方は、注文した方がいいかもしれません。どうしても手に入れようと思われる方は、直接ナチュラルスピリット社の方に注文した方が確実かもしれませんね。どうぞ、宜しく。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  112号 2003. 8/15