**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   72号 2002.7/5

 53号からガイダンスページの原稿案を紹介していたのですが、脱線に脱線を重ね、精神(意識)世界に入り込んでしまいました。

 しかし、意識の問題はコミュニティ(共同体)を運営していく上で重要なことですから、いつでも見られるように独立ページを作ることにして、取りあえずガイダンスページのエンディングにしたいと思います。

〈 終わりに 〉

 私たちが、今抱えている問題、苦しみは一言で言えば、摂理(地球生命集合意識)からずれた思考、行動をした結果です。人間は、摂理からずれると苦痛を感じるように創られています。心が痛むという仕組になっているために極端なズレを作らないですんでいます。

 復習になりますが、集合意識からのサイン(印象、閃き、予感・・・)、思い(初発の思い)を曲げないように、そのまま行動に移していけば、摂理が形になります。
 ただ、既存社会(幽界)にいて、そういう行動を取ると周りから迫害されますから、志しを同じくする人がグループを作って、独立社会を作る必要があります。その中は、摂理世界(神界)になります。問題もストレスもない世界の実現です。

 そういうグループが次々と生まれ、人類の過半数がそう言う生活をするようになったとき、地球は摂理世界になっています。宗教でいうところの地上天国です。

 しかし、意識(精神)世界から入れる人は限られているでしょうから(啓示・預言では女性が中心と言われていますから)、それ以外の入り口も考えなければなりません。
 入り口そのものは無限にあります。問題のあるところは、すべて入口です。摂理とのズレが問題として現れているわけですから。
 従ってどの問題にしろ、完全に解決できれば意識(精神)世界に興味がなくても、結果としてい摂理世界に帰っていることになります。

 ガイダンスページでは、多くの人に共通する問題しか取り上げられませんが、そういう一つは、地球環境の問題でしょう。
 地球(自分の生活基盤)を壊さない生き方を実現したなら、やはり摂理世界に帰っています。その考え方、作業プロセスを整理しておきます。

〈 地球を壊さない生き方の追求 〉

○五感の届くエリアで生活を完結させる
○五感で判別できない物質は使わない
○多様な生態系を保つ(土地の単一利用をしない)
    ↓
 三つの条件を満たすのは「小さな自給型社会」
    ↓
 ムダを出さない(効率を良くする)ためには共同体方式
 (重複投資、重複作業がなくなる)
    ↓
 共同体生活のストレスをなくすには、自我意識を使わないでグループ意識
 で生きる
    ↓
 摂理世界に帰っている

 もう一つ、多くの人に共通する問題を取り上げますと、ストレスがあります。今日の根源のストレスは、行過ぎた分業(=専業)から生じています。

 行過ぎた分業(専業)き、二つのストレスを生み出します。一つは、人間の持つ多様な能力の一部しか使われないため、未消化のエネルギーが残ってしまうストレスです。
 ストレス解消のために、趣味や遊びでエネルギーを消化しようとする訳ですが、根本的にはそんな方法では解消できません。

 もう一つは、分業の作り出す共依存関係(相互に依存し、相手がいないと生きられないという関係)から生まれるストレスです。
 勤労業も分業の一面であって、自分の得意なサービス(知識、技術)を売って、そのお金で生活全般のサービスを買うという生き方では、一生自分を売り続けなければならないし、買ってくれる人がいなければならない訳で、これも大変なストレスです。

 現代社会には、たくさんのストレス要因があると思われていますが、大半は分業社会にいることからくるストレスです。
 例えば、時間に縛られるストレス、人に会うストレス、競うストレス、さらにいえば、倒産、リストラなどのストレスも、分業から生じる共依存関係からくるストレスです。自給自足の生活をしている人には、全くないものです。

 共依存(行過ぎた分業)の生活が、ストレスを生み出すなら、やはりそれは摂理を外れた生活形態と考えるべきです。従って、ストレスを発生させない生き方を追求していっても、摂理の世界に帰れます。

〈 ストレスのない生き方の追求 〉

○衣食住を自給する生活(生活の基本を他者に依存しない)
    ↓
 一人では実現しにくいし、一人では新たに不安というストレスが生まれる
 のでグループで行う → 「自給型社会」
    ↓
 グループ生活の効率を良くするには共同体方式
 (重複投資、重複作業がなくなる)
     ↓
 共同体生活のストレス
 をなくすためには、自我意識を使わないでグループ意識を使う
    ↓
 摂理世界に帰っている(ストレスはない)

 以上、二つの問題を取り上げましたが、その他どんな問題から入っていっても結論は同じです。
 結局、人間は一人や二人では生きられないということ(グループ化)。だからといって、たくさんの人が集まって分担(分業)を行うと、作業の幅が狭くなり共依存の関係ら陥り大きなストレスを感じるということ(自給と分業、自立と依存のバランス)。
 人間は、五感が働かない世界に入ると行動のコントロールが出来なくなること(五感が届く枠内の生活)。

 このような条件を満たす形を探して行くと、「小さな自給型社会」に辿りつきます。
 そして、人が集まって生活するときは、共同体方式が当然であって、共同体の中にいるときはグループ(集合)意識を使うのも当然のことなのです。地球生命は、すべてそういう暮らし方をしています。
 このことは、鳥や魚が群れ行動をしている時の様子を見れば、分かりやすいと思います。彼等はどんなに接近していても衝突はおこらないですし、方向転換をするときは一斉に行います。これは集合意識を使っているからであって、個我意識を使っていると出来ないことです。

 人間も太古の時代は、グループでいるときはグループ意識を使っていたらしいのですが、時代が下がるにつれ個我(自我)意識が強くなり、グループ意識へシフトが出来なくなったようです。
 脳波(シューマン波)でいうと、20ヘルツあたりの意識が強くなり、7〜8ヘルツ(集合意識の周波数)には変調できなくなったということです。

 メンバーと意識同通出来なくなったために、集団で生活するときは、共通概念、ルールなどを作り、それに従うことで(制約を受入れることで)、秩序を作り出すしかなく、人間本来の自由を失ってしまったのです。

 最後になぜ「共同体」なのか、なぜ「小さな自給型社会」なのか、なぜ「グループ(集合)意識」なのかといえば、それが宇宙(摂理)の絶対法則だからです。
 このサイトは、新しい暮らし方を提案しているわけではありません。元々あった、人間本来の暮らし方に戻ろうと言っているだけです。

 次回からは、方法論としての「自給型コミュニティの考え方、作り方、運営の仕方」に入っていきたいと思います。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
台風と梅雨の影響でジメジメと鬱陶しいですね。今年も例年以上に酷暑となるのでしょうか。皆さんご自愛ください。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  72号 2002. 7/5