**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   63号 2002.4/5

 前回は、ガイダンスページを離れ「集団(集合)意識」の話しになりました。そして、地球には、結局一つの意識があるのみだと言いました。本当は「宇宙意識」のところまで説明しておきたかったのですが、話しが長くなりそうなので機を改めます。

 今回は元に戻って、最終章である7章3の内容です。

3. 「啓示・預言に見る共同体の未来」

 共同体という新しい暮らし方(新しい生活概念)、その判断材料の一つとして啓示・預言も取り上げておきます。
 しかし、啓示・預言については人間の頭脳では正誤の判断ができないですから、ある程度実績の認められるもので、資料が入手出来る二つを取り上げます。

 一つは、神主をしていた岡本天明(故人)氏が、1944〜1960年にかけて受け止めた900回に渡る自動書記です。これは、すべて数字と記号だけで示されたもので、全部の解釈ができたのが1994年といわれています。
 日本の敗戦から復興に至るプロセスなど、かなり正確に示されていますから、他の部分についてもある程度参考にできるのではないかと思います。
 参考資料としては岡本天明『ひふみ神示』(太陽出版 1万5千円)等があります。

 もう一つは、フィンドホーン共同体(イギリス)の創設者の一人、アイリーン・キャデーさんが1960年代に受けた啓示です。自ら実証していますから、これも信頼してよいと思います。
 参考資料としては『神は私にこう語った』(サンマーク出版)があります。

 まず『ひふみ神示』(日月神示とも言う)に示されている共同体に関する記述の一部を上げておきます。

「国々所々によって、同じ集団いくらでも作りあるのじゃ。いづれも我折って一つに集る仕組じゃ(一つの集団意識を使う仕組)。天狗禁物、いづれもそれぞれに尊い仕組ぞ。またとない集団ざぞ」

「……この道は、道なき道、時なき道ぞ。光りぞ。この道で皆生き返るのぞ」

「外国から早く判りて、外国にこの方祀ると申す人々たくさん出来るようになりて来るぞ……」(「この方祀る」とは、ニューエイジ思想でいうガイア意識、神道系でいう国常立之神の意志に沿う生き方をするという意味で、具体的には自我意識を使わない生き方)

「世界の片端浜辺からいよいよが始まると知らせてあること近うなりたぞ…」(自動書記の年代からいって、フィンドホーン共同体などを言っているのでしょう)

「田舎に都、都に田舎が出来ると申してあろうが……」

 次に『神は私にこう語った』から、共同体の記述を抜き出しておきます。

「……あなたがたは、共同体生活の新しい時代を切り開いている……今作り出しているものはこれからたくさんの人が使っていく……」(自我意識を使わないで、本来の意識を使う共同体生活を意味しているようです)

「以前からあるグループはその多くが解体されますが、新しいグループもたくさんできます……旧態依然のものは過去へと去り、神秘と輝きに満ちた新しいものをあなたは目の当たりにするでしょう」

「フィンドホーン共同体は、村となり、村から町へ、町から都市へ成長していくでしょう」

 岡本天明さん、アイリーン・キャディさんの受けた啓示はよく符合しており、どちらも、意識の目覚により本来の意識を使う共同体社会が作られるといっています。

 そして、日本神道系の団体にある啓示・預言には、理想社会(共同体社会)の型は日本が作り、それが世界に広まっていくとあります。
 これは、最近のチャネラーといわれる人の発言ですが、「もし千年後、また地球に生まれたなら、歴史の学習で、人類は今を遡ること千年前、火の国日本という場所から文明をスタートさせたと教わるでしょう」と教えられたと。その文明というのは、コミュニティ文明ということのようです。

 奈良県に「紫陽花邑」という名のフィンドホーン共同体と同じような団体があるのですが(現在は宗教法人化されている)、この団体を設立した矢追日聖という人は、1945年、敗戦の日に、地球上のどの国にも「日の丸」がついている風景を幻視したといっています。
 そのとき、まず日本に神意に沿った平和な社会ができて、それが世界に広がって行くと悟ったといっています。

 このような日本の啓示・預言に符合するように、外国の啓示・預言でも文明の転換期に日本がかかわると伝えるものがたくさんあります。
 その一例ですが、1947年にヒツジ飼いの少年によって発見された『死海文書』(二千年以上も前のユダヤ教の一派が所有していた古文書)にも、そのような事が記述されているので、一部を紹介します。

 「それは、悪が義の前から退く時におこる。悪は永遠に終わる。そして、義が世界の基準として太陽とともに現れ出る。・・・この言葉は確実に実現し、この託宣は真実である」
 啓示・預言の解釈で、「太陽」とか「東の国」とかは日本と解するのが普通です。『死海文書』では、文明の転換期に日本が新しい何かを世界に普及させると言っているように読み取れます。

 アメリカインディアン(ホピ族)の持つ預言の石板にも太陽の図形が刻まれており、ホピ族自身も世の清めのとき、日本がかかわると言っています。

 神道系の啓示・預言に従うなら、平和な社会システム(祭政一致の共同体システム)を世界に示すことになるらしいのですが、具体的なシステムは語られていません。
 そういう中にあって、唯一具体的ともいえるのは、大本数の出口王仁三郎(故人)氏が発表した「国家構想論」でしょう。要点を抜粋しておきます。

○最小の共同体単位で相互扶助を行う
○共同体は自給自足を条件とする
○土地の所有権はすべて共同体に所属させる
○住居は家族の人数に応じて必要な広さを与える
○税金制度は撤廃する
○共同体が構成してつくる都市は十万人以下とする

 出口王仁三郎氏自身は、この仕組は神道の思想ではなく、摂理の絶対法則だと言っています。
 おそらく、このような社会システムが日本発で世界に広まっていくということなのでしょう。近未来は、世界的に共同体社会になっていくようです。

 次回は、補足説明として、外国で先に始まる仕組が、なぜ日本発になっていくのかを考えてみたいと思います。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
春から一気に夏になってしまいました。桃と桜が同時に咲き、強風にあおられて美しい花吹雪になりました。おまけに黄砂もやってきてもやもやした春霞です。東北地方では桜が開花したというニュースを聞きました。春のどかな4月、準備人夫婦はNPO発足の為に少し行動を起こすことにしました。確実な問題になりましたら、皆様のご協力をお願いするかもしれません。その時は宜しくお願いします。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  63号 2002. 4/5