**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   53号 2002.1/5

 2002年、明けましておめでとうございます。
今年はNPO法人の設立を実現したいと思っています。

 さて、前号(52号)で、呼び込みサイトの一つにする予定の「リストラと私設セーフティネット」のさわりの部分を紹介しましたが、今回はそのサイトを見た人がクリックして入って来る「共同体ライフ」(仮称)の最初のページ(サイト)のさわりの部分を紹介します。一つの候補と考えているのですが・・・・。

・・「なぜコミュニティ(共同体)なのか。小さな自給社会に向けて」・・

【 1.人間は何をやっているのか 】

 現在の地球人口は60億人台ですが、2010年には70億人台へと入って行きます。
 今食べ物がなくて餓死していく子供たちが毎年一千万人います。そして、2010年には三億人分、2030年には十億人分の食糧が不足すると試算されています。
 
 しかし解決は本来簡単な話しです。今ある牧場を畑に変え、肉食から穀物食にシフトすれば良いだけのことです。
 牛肉でカロリーを取る人は、1人で一万平方メートル(約3000坪)の土地を使っています。肉牛の放牧と餌(穀物)を作るためにそれだけの土地が必要なのです。
 ブタ肉なら1人で四千平方メートル(約1200坪)となり、ジャガ芋だと600平方メートル(約180坪)になります。

 それが、コメ、ムギなどの穀物からカロリーを取るなら、1人200平方メートル(約60坪)の土地しか使わないのです。牛肉でカロリーを取る場合の50分の1の広さで足りるのです。

 もし一億人が肉食から穀物食にシフトしてくれたなら、五十億人分の穀物生産かできるのです。人類全員が穀物食になれば、地球上で食糧不足など起きないのです。

 「旧約聖書・創世記」の一節にも、「見よ、全地の表にある種を生じる総ての草(五穀のこと)、および種を生ずる木の実のなるすべての木をおまえたちに与える。これがおまえたちの食糧となる」とあります。動物の肉を与えるとは言っていません。
 日本の古典「旧事本記」や「秀真伝(ほまつたえ)」でも、「穀物が善く、肉食は善からず・・・」とか「常食とすべきは田畑の作物・・・間違っても四つ足の肉を食べてはならず・・・」とあります。
 これらのことは、今日の栄養学や予防医学でも言われていることです。

 今、食べ物に困っている同胞がたくさんいるのです。当然、食のシフトをすべきでしょう。
 ところが現実は逆なのです。今まで穀物食であった人達(アジア・中国の人達)も、所得の向上とともに肉を食べるようになったのです。
 牧場を畑にするどころか、さらに牧場が必要になっているのです。

 その牧場の多くは、今アマゾンの熱帯林を伐採して作られています。二酸化炭素の植物浄化が間に合わなくて温暖化が加速しているというのに・・・。

 森林伐採には、日本も大きく加担しています。日本は世界の伐採木材の25パーセントを消費しています。フィリピン・インドネシア・マレーシアの熱帯林は日本が消滅させました。学校の工作で使ったラワン材はこの辺りの木です。
 今は、ロシア(シベリア)、カナダの寒帯林を主に輸入しています。

 地球からは毎年本州の半分、10年でモンゴルぐらいの面積の森林が消えています。
 森林の減少は、二酸化炭素の増加→温暖化の促進→異常気象→砂漠化の促進→食糧生産化の低下という流れを作っています。

 また森林の減少は、水不足をも生み出しています。ある人から聞いた話ですが「雨が降るのは植物が求めるからだ」と。目からウロコが落ちた思いがしました。確かに、陰陽論からいっても、意識と現象の法則からいっても納得できる話です。求めるから答えるのです。
 雨が降らないから砂漠になるのではなく、雨を求める草木を刈り取っていくから砂漠になるというわけです。

 二酸化炭素の問題は、元々は石油エネルギーの問題です。石油が止められないのは、マイナスもあるけれどそれに勝るプラスがあるという多数決のような論理からです。
 石油を燃焼させると、二酸化炭素だけではなく、様々な有毒ガスが発生します。その一つ亜硫酸ガスは、水と反応し雨を硫酸水(酸性雨)に変えます。これも森林に大きなダメージを与えています。

 また石油の合成物質は、人体ホルモン撹乱物質(環境ホルモン)となり、人間のDNAにダメージを与えています。

 以上のようなことは、今起っている問題のほんの一部です。今のような仕組を作動させ続けると、今世紀中に地球は褐色の大地となり、DNAの破壊された人間がさまよう惑星となります。その前に核を使うかもしれませんが。
 いったい人間は何をやっているのでしょう。


・・・・内輪話しですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回に引き続き、「癒しの郷」の呼び込みサイトを作ったならこんな内容を書きますよ、という話しを書いています。今回はエコロジー運動家かと思われるような内容ですが、「癒しの郷」での自給生活とも大きく関係する内容なのです。日本昔話しのように「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」というような生活をすれば綺麗な地球を残すことができるのでしょうが、現在の生活は文明の利器なくしては、生きていけません。綺麗な地球と文明の利器と共存するのは難しいのでしょうか。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  53号 2002. 1/5

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