**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   26号 2001.4/25

 一番最初に出来ていて当たり前なのに、ずっと後回しにしてなかなか出来ないことに、準備人のプロフィールがあります。少しずつ準備人の思想観などを書く機会がありましたので、もう少し個人的話題を書かせて貰おうと思います。準備人の得意分野を知って頂くことで、皆様からのご助言をお寄せ頂く部分、意見を交換出来る部分がわかり、より一層レベルアップ出来るような気がします。

○ 準備人その1のイメージトレーニング

 「癒しの郷」シリーズがどのような形で終結するのか、今のところ全く判らないのですが(途中から現地進行報告になるかもしれませんが)、コミュニティの骨組になる部分だけは文章で完結させておきたいと思っています。
 この骨組に、皆様方の体験なり知識を加えて頂くと、それぞれの「自給型コミュニティの作り方、運営の方法」というハンドブックが出来上がります。

 まだ実証もされていないのに、何でハンドブックになるのかと思われるでしょうが、とにかくなります。
 この事がうまく説明できないのですが、参考になるような話しを紹介しておきます。

 探検家の西丸震哉氏(専門は食物生態学)は、探検に行く前に既存資料等からイメージの中で探検をしてしまい、そのイメージ体験に沿って持って行く道具や日程を決めると言っていました。
 いつもイメージとそれほどズレることは無いそうです。それぐらいの事が出来ないと、探検家は生きて帰れないと。

 この話しは、1〜2年前NHKTVの「ETV特集」に出演されていた時に、話しをされていました。「さらば文明人」という著書の中でも、その作業に触れていました。
 西丸氏のようなやり方をする人を他にも知っていますが、話しが長くなるので省略します。

 私も過去にそういうやり方の仕事をいくつかやって来ました。結局、未知の部分が多く、且つ自分以外の人も関わるようなことにおいては、現場作業から入るのではなく、イメージの世界で完成させてから入るしかありません。

 コミュニティ(共同体)という暮らし方は、未知の部分が多過ぎます。意識(気持)だけが先行し、概念の確認だとか、運営の仕組みとか、道具立てだとかが追い付いていません。
 生活しながら解決しようという方法を取ると、問題が解決される前にコミュニティ(共同体)の方が先に壊れてしまうでしょう。
 70年代に作られたコミュニティ(共同体)が長く続かなかったのは、仕組みが出来ていないのに、行動の方を先行させたことにあると思います。

 今私は、時間の許す限りイメージの中の「癒しの郷」に入って生活しています。様々な生活場面のシュミレーションを繰返しています。
 そして、より楽しく、より平和に暮らせる仕組、道具立てをさぐり出しています。

 この作業は、私の過去の体験や興味が中心となる作業で、未体験の分野や興味の無い分野のことは、意識をしていてもシュミレーションしていない可能性があります。
 また、イメージの世界なので、肝心な部分が欠落していても成立しています。従って欠落が判らないという問題もあります。

 次回は、私の体験なり興味などを書きますので、知識体験の片寄りをご指摘くださり、欠落部分にご助言頂けたら有り難いです。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スポーツ選手が行うということで認知されだしたイメージトレーニングですが、昔だと「空想の世界に浸って」と一笑されたかも知れません。現実は中々イメージ通りに事は運びませんが、精神世界の人たちの常識では、「思いは実現する」というところです。イメージの世界では、幾通りもの考え方が出来るし、失敗してもやり直しがきくし、人を動かすことなく案が練れるというのは、大変便利です。皆さんも日常生活でイメージトレーニングは活用されていると思います。「癒しの郷」がイメージだけの産物になることなく、何時の日か、何処かで誰かがハンドブックとして参考にして頂けたらと、思っています。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  26号 2001. 4/25