**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   19号 2001.2/15

2.計算をしない移住

 数字のことを全く考えないで移住する方法も紹介しておきます。

 これは、北海道に移住先を決めた何十人かのグループ生活の例ですが、取りたてて収入のことも考えず、当面預貯金をたよりの生活でスタートしたのですが、2年目ぐらいからそれなりに、自活出来るようになったということです。
 人間は、必要になれば必要なだけのアイデアが自然に出てくるように作られているようなのです。

 このことの説明をしておきます。出典が何であったか今思い出せないのですが、盗人を職業としている親が、息子に盗人の極意を伝授する、面白い話があります。

 その方法なのですが、ある夜親子で一緒に盗みに入るのですが、二人が家の奥まで入ったところで、親が突然「盗人が入っているぞ」と大声で叫んで自分は素早く逃げてしまうのです。慌てたのは息子です。とにかく何とか逃げ帰るのですが、帰って来た息子に対してその親は、どのようにして逃げたのか一つ一つ方法を聞くのですが、「これで極意を伝授した」というのです。

 善悪を問わず、人間の願望は叶えられるのです。必要な時必要な知恵が出てくるのです。盗人の親が息子に伝えておきたかったことは、「逃げたい」という願いがあれば、その瞬間瞬間方法が思い浮かんでくる、ということであったのです。それを身を持って体験させたのです。

 この極意というのは、単純な物理法則とも言えます。人間の思い(願い)というのは、エネルギーであって、発生したエネルギーは物質化して(形となって)元のゼロ状態に戻ろうとします。これは、プラス電気が発生すればアース(地球)に流れてゼロ電位に戻ろうとするのと同じ原理です。

 思いのエネルギーが強くなるのは、その思いと正反対の思いが無い事。「逃げたい」に対し「捕まっても良いや」という思いが無い事。それと思いか一点に集中したときです。
 このときエネルギーは最高レベルになり、三次元現象に変換されることで放出されます。

 盗人の息子には「逃げたい」という思いしかありませんし、見つかりそうになったときが、最高度にエネルギーレベルが上がる時で、音を立てた瞬間ネズミの真似をしたりと、方法が無意識の内にとれ、無事逃げ帰れたという訳です。

 移住についても「この地で暮らしたい」という思いが強ければ、またその思いを変更しなければ、困った時にも暮らせるような方法が自然と思い浮かんできて、結局、暮らせるということなのです。そういうことが、経験則的に解って、「案ずるより生むが易し」と言われるようになったのでしょう。

 ただ一つ困ることは、エネルギーレベルが上がり、三次元現象に変換されるのは、まさにその瞬間(極限に至った時)だということです。
 大半の人は、不安の方が先に立ち、その瞬間まで待てません。そして、事前に諦めてしまって別の願いを打ち出してしまうのです。前述の泥棒の話でも「捕まってもいいや」とか、こんな逆の願いを出したら逃げられる事はありません。

 そして、もう一つおかす過ちは、頭の中の知識を使って事前に対処方法を作ってしまうことです。しかし、頭の中に入っている方法は総べて過去のデータですから、今の最善策が取れないまま事を濁しているのです。

 知識をたくさん持った現代人は、大概以上のような対応をしますから、満たされない結果になるか、失敗するかになる訳です。
 「聖書」にもあるように、知識を持たない空の鳥は、捲かず、刈らず、貯えることをせずして餓える事無しなのですが、知識を持った人間は、散々考えて(過去のデータを組み合わせて)失敗するのです。

 では、「癒しの郷」の建設プランは何の意味が有るのかと言う事になって来る訳ですが、これは目的(イメージ、願い)を固める作業をしているのです。様々や方向からあれこれ考え、疑問や心配を一つずつ埋めているうちに、イメージも固まって来て、「癒しの郷」は出来るかもしれないと思われてくるでしょう。それが一番のポイントです。出来ると思ったことは、手順はどうあれ出来るのです。

 疑問や不安を抱えたままスタートすると、何処かで行き詰まった時不安の思いが大きく膨らみ(不安の思いは強く一点に集中しやすいエネルギーですから)、ともすれば不安の方が現実になってしまうのです。つまり、失敗するということです。

 また、イメージが固まらないうちにスタートすると、エネルギーが分散してしまい、なかなか形になりません。これは、創作活動を考えれば理解しやすいでしょう。イメージの固まらないうちは、身体が動きませんし、無理矢理作業をしても形にはなりません。

 モノを作るというのは、イメージを固める、映像を結ぶということであって、その部分が定まれば後は単なる作業です。
 イメージを結ぶということにおいては、スケッチやイラストのようなものが非常に効果があるのですが、「癒しの郷」もイラストで表現する予定ですが、イラストは強烈なだけに自由な想像を縛ってしまうことにもなります。また、場所(地形)を限定してしまうこと(選択幅を狭めてしまうこと)にもなりますので、もう少し先になってイメージイラストを紹介したいと思っています。
 それまでは、自由にイメージを膨らませてください。私のイメージとズレていた場合は、妥協する必要はありません。自分のイメージを実現して下さい。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この冬は大雪のニュースが多いようですが、皆様がお住まいの地は雪の被害はどうでしたか。「癒しの郷」準備人夫婦は岡山県南に住んでいるため、5センチ以上の積雪にお目にかかることがありません。よって数年に一度の数センチの積雪に岡山県南の住人は大パニックです。降雪地帯の方々にとってはお笑いだと思います。今回は思った事や願ったことは、実現する話しを書いていますが、「癒し郷」の建設場所として、イメージし実現するように願っている映像は、北西になだらかな丘が広がり、東南には日当たりのよい平野が拓け、4m以上の公道が隣接し、近くにはわき水や温泉までもがある、雪が降らない温暖な場所です。「そんな場所、あるものか」と批難を受けそうな願望ですね。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  19号 2001. 2/15