**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   15号 2001.1/5

21世紀、明けましておめでとうございます。
今年も**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**のご愛読を宜しくお願いします。

●「癒しの郷」生活費と仕事(事業)

1.計算をきちんとした移住

 豊かで平和なコミュニティ(共同体)を作るためには、収支の見通しをはっきりつけておく必要があります。
 農山村移住の失敗例を調べてみますと、この収支計算が始めから成立していなかったというケースがあまりにも多いように思います。

 まず、コミュニティ(共同体)内の生活費を知ることがスタートです。これは移住前に予測出来ることです。この計算によってコミュニティ内での仕事(事業)にどれだけ収入があったら良いかがわかる訳です。

 「癒しの郷」の最初の目標は、

・メンバー全員がコミュニテイ内で仕事が出来るようにすること、
・食の自給が出来るようにすること、

の二つにしたいと思っています。この二つは、平和なコミュニティ(共同体)を作る第一歩です。

 将来的には、コミュニティ内で完全自給体制を作るということでしょう。これが、地球の生態系と共に生きるということです。(この説明は機会があればしたいと思います)

 話しを戻しますが、なぜ全員がコミュニティ(共同体)内で仕事をする必要があるのかということですが、これは早くグループ意識を形成し、平和なコミュニティ(共同体)を作るためです。

 このことを夫婦で説明しますと、夫婦も結婚当初は各々の個人意識が強く出てギクシャクすることが多い訳ですが、10年もすると自然に夫婦の合算意識のようなものが形成され、無意識の内にその意識で生きるようになります。
 これは、共通ソフトを使うようなものですから、行き違いなども少なくなり、お茶が欲しいと思っていると、自然にお茶が出て来るような生活になって来ます。このような合算意識は会社にもありますし、コミュニティ(共同体)にも生じるものです。

 ところが、メンバーの中に別のグループに平行して所属している人(共同体にも属し、外部の企業にも属している人)がいると合算意識がなかなか形成されないのです。夫婦でも別々の仕事をし、しかも一緒にいる時間が短い場合、中々合算意識が生まれません。

 合算意識が形成出来ないままで、平和・調和を保とうとすると、様々な取り決めを作ってそれに沿った行動をしなければならなくなります。これは大変窮屈です。想定されていなかったことが起きると、その都度協議して新たな取り決めを作って行かねばなりません。

 合算意識を早く形成するためには、同じ場所にいるだけでなく、仕事も同じというのが良いのですが、そこまでするとコミュニティの安全を作り出す多様性を失ってしまうので、仕事までは統一しなくても良いと思っています。
 仕事は違っていても、同じエリアの中で仕事をしていれば、理解しあえるので、合算意識の形成は早いと思っています。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の夫婦の例え話しには異義を唱える方もいらっしゃると思いま
す。「以心伝心出来る仲のいい夫婦なんてそんなにいないよ」と言う声が聞こえそうです。言いたい事のニュアンスを感じていただけたら嬉しいのですが・・・。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  15号 2001. 1/5