**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   12号 2000.12/20

 次に後になって参加する人の負担金額を説明します。先の計算式の経過負担金の部分ですが、要はその時点までに追加投資した分を負担して下さいということです。

経過加算金の計算式は下記のようになります。

経過加算金={(スタート後の負担金の累計/人)+(労働投下額の累計/人)}−資産の消耗額/人

 考え方は簡単なのですが、つまりスタート以後に負担したお金と労働奉仕した財産分は差し引きます、ということなのですが、数値になるのは至難の技です。
 ただ目的は、平等を作る為であって税務署に納得して貰う為ではありませんから、先に移住した人たちが納得出来る形の簡単な計算にすれば良いと思います。例えば、負担金の累計と労働投下額の累計をそれぞれ何割か減額してそれを資産の消耗額にしてしまうとか・・・。

 なお、算式には肝心の数値(○○円)を入れていないのですが、これは「癒しの郷」の場所だとか、自治体がどの程度協力してくれるのか・・・などがはっきりしないと決め難い所があります。
 しかし少し数字を入れてくれないとつかみ所が無いと言われる方もいるでしょうから参考値(全く根拠は無い)を書いておきます。年齢×5千円、毎月の負担千円、労働奉仕月2日(1万円見積り)

 こんな事では集会所一つが何時まで経っても作れないかもしれませんし、集会所は自治体から無償で借りられるというケースもあるでしょう。場所が決まらないと数字は出し難いと言えます。

 また、労働奉仕の計算にしても、最初に参加した人は何ヶ月も労働奉仕に明け暮れるかもしれませんし、それをそのまま後に来る人にも負担して欲しいとなれば、大変な金額になってしまいます。結局、サービス残業と同じように、いくら労働奉仕をしようが、一定量しか計算しないということになるでしょう。
 
 では、サービス分に対し後の人はどう対応するかですが、昔の人は、「碑」を建てて末代まで感謝するという方式も考えています。この辺のことは、みんなで考えていきたいと思います。

《 補足 》
 農山村は排他的で、移住者を歓迎しないと言われますが、このことは、コミュニティ(共同体)を作ってみるとその気持ちが良くわかるのではないかと思います。

 農山村のインフラ(道路、水路など)は、その地域の人たちが労働奉仕をし、費用の一部負担などして作られたものが多く、そういうものを移住者に自由に使わせることになると、以前から居る人との秩序が保てなくなります。移住して来た人に相応の負担を求めればよいのですが、そういう計算式を持っている所はありません。これは、集落の会計(財布)が無い事も関係しています。結局、入れないということになってしまう訳です。

 これは、地域の生活共同組織である「講」や「結」などでそういうことが顕著です。私の家族も40年前に今の所に分家として引越してきたのですが(本家より100mも離れてはいないのですが、町内が別で「講-冠婚葬祭用食器講)には入れてもらえませんでした。時代的に「講」など必要としない時代でしたから何も実害はなく、かえって楽であったのですが、これなども後で参加する人の負担をどうするかが全く決められていないのです。また、会計(財布)も無いですから、現金を受け取っても困る訳です。結局、入れないということで納まってしまう訳です。

 最近は、移住者を受け入れるところも多くなりましたが、これは、インフラの補修など多くのことを行政が全面的にやってくれるようになり、集落の奉仕作業が少なくなったことと、人口減少でそんなことは言ってられない状況になったことなどによります。

 しかし、会合などでは発言を嫌がられることもあるようですが、何の負担もなく受け入れてもらっている訳ですから、仕方が無いでしょう。

 「癒しの郷」では、後から入ってくる人も平等な関係にしたいため、応分の負担を求める方式にしたいと考えています。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文章を短くするという決断はもろくも崩れそうです。準備人その1の秘めたる思いは、インターネットという発表の場を得た事で、次々に溢れ出て止まりそうもありません。その思いを準備人その2が入力しているのですが、ブラインドタッチで幾らでも入力出来る為、結果として文章が長くなっていったのです。適当に斜読みでも構いません。ホームページをリニューアルしていますので、そちらにメルマガの内容をまとめて、掲載しようと思っています。今後も宜しくお願いします。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  12号 2000. 12/20