**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**   4号 2000.11/05

 いよいよ11月になりました。このメルマガも4号になりました。
 **コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**のメルマガ紹介ホームページに書いてある発刊予定目次をご覧になった読者の方にお詫びです。プロローグが長すぎて予定目次の内容に入るのにもうしばらくかかりそうで、予定目次通りには進まないかもしれません。「癒しの郷」準備人の横顔やプロフィールは、「内輪話ですみません」コーナーで少しずつ紹介して行きたいと思います。ホームページも更新するように心掛けますので、時々訪問して下さい。

●危機感がコミュニティ(共同体)を求めている?

 社会体制が崩れるような事があれば、必要に迫られ予備知識が有ろうが無かろうが、コミュニティ(共同体)生活に入らなければならないでしょう。

 これは大変なことです。共産主義体制の崩壊した東欧諸国ではそのような事が起っています。一つは、経済的な面で開拓入植者などと同じように物理効率の良い暮らし方が必要になったということです。もう一つは、共有と言う制度を取り入れざるを得なくなったことです。例えば車などもローン制度は成立しませんから、個人かグループになって現金で買うしか無くなった訳です。また、国営アパートなども国が修理をしてくれなくなり、入居者で行わなければならなくなったのですが、入居者の多くは、職を失い収入もなくなっているのです。世帯割りで費用負担するなど非現実な話で、ここで共同体と言う世界に入って行かざるを得なくなる訳です。全員が家族になる訳です。
 東欧諸国の場合、何の予備知識の無いまま手探りでそういう世界に入っていったのです。

 実は、東欧のことを対岸の火事とは言っていられないのです。私たちも資本主義経済の破綻や国家財政の破綻などが起れば(これらのことは起こる起こらないでは無く、何時かと言うレベルの話と言われています)、国の制度は有名無実になりますから、たちまち生活防衛からコミュニティ(共同体)を形成せざるを得なくなります。その他にも、エネルギー危機、食料危機、核戦争、天変地異・・・・などが起きても同じようなことになります。どれも何時起きても不思議では無い事ばかりです。

 このようなことからも、コミュニティ(共同体)のモデルは、出来るだけ早く、出来るだけたくさんあった方が良いのです。仮にも先のような出来事は起こらなかったとしても、1.3人という出生率はすでに既存の体制を破綻させたといえます。

 遅くとも30年すれば、今のような暮らしが成り立たない事がわかるでしょう。今の子供たちは、私達とは違った暮らし方が強いられるはずです。子供達のためにも、モデルが必要なのです。


《参考》
 今、高齢者は2千万人いますが、その内の30%(600万人)は高齢者夫婦のみか、独居高齢者(200万人)として暮らしています。この世代の人は、2〜4人の子供を生んでいるのです。
 では、2人以下の子供しか生んでいない世代(今45歳以下の世代)の人たちはどうなるのでしょう。

 近年、グループホームと言う暮らし方が生まれましたが、これはまだ結末がはっきりしていません。この暮らし方では、当初自活出来る人が集まる訳ですが、やがてケアホームのようになり、痴呆型ホームになると言う道をたどっているようです。しかし、住居などのハードがこの変化について行けず(介護保険法の痴呆型ホームにするには、一定面積の個室が5〜9室と規定されている)、また、施設にするにはスタッフも有資格者が求められスムーズな転換は難しいようです。

 福祉に携わる人たちは、理想は多世代型ホームだと口をそろえて言っています。多世代型となるとコレクティブハウス(独立した小世帯の集まり)か共同体(全体で一つ)かになります。しかし、家事援助ぐらいまでならコレクティブハウスでも可能でしょうが、介護と言う問題になると共同体でなければ対応できないでしょう。

 私がこのようなことを考えるのは、多くの人の癒しからの求めなのか、危機からの求めなのかわかりませんが、この度の「癒しの郷」建設計画は、そういうもののモデルの一つになるものです。そして、このメールマガジンの読者であるあなたは、そういうモデルを作る役割の人です。これは間違いのないことです。
 人間、自分に関係ない事は見えません。さして面白くも無いこのようなページが見えたということは、大変な事だと思ってください。


・・・・内輪話ですみません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本はもとより世界中に小さな共同体で生活している人たちが、結構居るのを御存じでしょうか。テレビや雑誌で紹介されている方々はほんの一部分です。そういう共同体の中には、個人が私財を投げ打って基盤を作り、住民を招き入れた所もあるでしょうし、数人が共同で資金を出し合った所もあるでしょう。またいろいろと持ち寄った所もあるでしょう。「癒しの郷」建設の理想としては、ピーターラビットの故郷のような美しい田園風景の所の土地をお持ちの方に趣旨賛同していただき、寄付あるいは、「癒しの郷」が低料金で買い上げ、そこに低料金でみんなで家を建て、住みはじめる。ホームページに少し概要を書いていますが、当初住む所は廃校利用でも良いなと思っています。とにかくあまりお金をかけないで、始められる事を願っています。「癒しの郷」準備人は投げ打つ私財を持っていないので、皆様からの協力が必要なのです。「癒しの郷」は全国各地に作りたいと思っていますので、どこか良い場所が手に入りそうだったら、お知らせ下さい。


**コミュニティ「癒しの郷」を創ろう**  4号 2000. 11/05